5月30日 久しぶりに天気が良くなりましたねぇ。急 に30度近い真夏のような天気が続いていま す。いきなりこんなに暑くなってしまうと 体も持たなくなります。 富士山のまわりで撮影してきましたが、こ こはまだ東京のゴールデンウィークあたり の季節が残っています。フジが咲いていた り、やっと新緑という場所もありました。 富士山の方はずいぶんゆきも少なくなって 夏の姿になっていきます。やはり富士山と いえば雪を被っている方が、いかにもとい う感じがします。もう少しして、河口湖の ラベンダーフェスティバルの時期には雪も 完全になくなってしまい、どうも富士山ら しくなくなってしまうのが残念です。 富士山のまわりでは、あちこちで湧き水が ありますが、はじめて柿田川へ行ってきま した。よくそばを通っていたのですが、用 事があったのとどこに車を止めていいのか わからず通り過ぎるばかりだったのです。 見ることができるエリアはそれほど広くあ りませが、柿田川の湧き水はとてもきれい ですね。トンボやチョウなども見ることが できました。カワセミやヤマセミも見られ るということですが、よほど運が良くない とダメでしょうね。
5月29日 ついにキャンピングカーがやってきました。 ここのところ、どうしても仕事がかさんで フィールドに出られないという不満から、少 しでも多く外へ出ていられるようにと、キャ ンピングカーを購入したのです。 とりあえず、大きなものは家の駐車場に入れ られないので、いちばん小さいサイズのもの を選びました。本格的なものになると、バス 以上のサイズになってしまって、運転するこ とさえ難しくなってしまいますから。 購入したのは、三菱デリカトラックベースの JB−470という車です。横幅と高さが増 えますが、普通の乗用車と変わらない感覚で 運転できます。ただ、高速道路では、もうす こしスピードが出てくれると楽ですね。まあ 安全運転になるというメリット?もあります が眠くなってしまいそうですね。 いまは、納車後荷物を積み込んで、富士山へ 来ています。明日の天気も良さそうなので、 朝から周辺を撮ってみようと思っています。 電源もサブバッテリーから供給できるので、 パソコンやライトボックスなどを持ち込むこ とも可能ですので、ネイチャーフォト寄りの 仕事をばりばりやっていきたいと思います。 さて、これまでがんばってくれたバネット号 ですが、もちろんまだ働いてもらいます。走 行距離も15万キロを越え、多少のオイル漏れ があるものの、まだまだ元気です。 日帰りで遠くへいくときや、林道などの狭い 道に入る場合に働いてもらおうと思っていま す。駐車場代や保険料などが増えますが、 キャンピングカーも特殊なものなので、1台 ですべてをまかなうことは難しいですから。 でも、キャンピングカーはこれまででいちば ん高い買い物となりました。さすがに緊張し ましたね。もし、飯が食えなくなったら、み なさんの温かい手を差しのべて下さいね。よ ろしくお願いします(笑)。
5月22日 最近は1日がはやいですねぇ。なにしてるん だかぜんぜん分からないまま1日が終わって しまいます。 このままのペースだと、6月も同じ感じでアッ というまに終わりそうですね。すでに鹿児島 では梅雨入りとなったようで、うかうかして はいられないのですが、東京はあまりすっき りした五月晴れはなかったので、変わらない でしょうか。 ゴールデンウィークが終わってから、ずっと 雑誌の仕事が忙しくてフィールドにはぜんぜ ん出られません。おかげでどこでどんな虫が 見られるのかさえ分からなくなっています。 こうなったらレッスンプロですねぇ。写真家 ではありません。飯は食わなくてはいけませ んが、撮れなくなったら何をしているのかさ え分からなくなってしまいます。 フリーである以上、仕事があるのはありがた いことですが、ちょっと考えなくてはいけな い状態だと思っています。 サラリーマンとなっていれば、組織の一員と してある程度は諦めなくてはいけないところ もあるのでしょうが、それが嫌でフリーとい う道を選んでいるので、厳しいですね。 うーん、ゆっくり外で撮影したいです。
5月17日 キヤノンからデジタルカメラが2機種発表に なりました。ひとつはすでに参考出品されて いた、EOS−D30です。値段は35万8千 円で、思っていたよりも高い値段設定です。 基本的な機能はすべて搭載されていて、有効 画素は311万画素。CMOSセンサーを使っている ので消費電力はCCDよりも20%程抑えられてい るということです。 EFレンズはすべて使用できるということで、 EOSユーザーにとってはとてもうれしいデ ジタルカメラの登場です。発売は9月という ことなので、もうしばらく待っていなくては いけませんね。 もうひとつは、カードサイズのデジタルカメ ラ”IXY DIGITAL”です。APS のベストセラーカメラですが、ついにほぼ同 じサイズのデジタルカメラとして生まれ変わ りました。200万画素CCDを搭載し、なかなか 軽快なデジタルカメラです。小型化のためマ イクロドライブを使えないのですが、やっと 買っていいと思えるデジカメが出ました。発 売は5月26日だそうです。バッテリーやパソ コン接続キット込みで7万4800円というのも なかなかリーズナブルだと思います。 D−30の方は、仕事先の対応状況に合わせ て、IXY DIGITALは発売と同時に 買ってもいいかなって思っています。デジタ ル画像も、やっと本格的に使い分けられる時 代がやってきましたね。 これで、デジカメラッシュも新時代に突入し そうです。楽しみですね。
5月7日 アッという間にゴールデンウィークも終わり。 この2日間は目立った渋滞もなく、よかったで すね。 この連休中は、6日取材に出ていました。念願 のギフチョウとも出会えましたし、一応の目的 ははたせたというところでしょうか。もっとも 現像があがって気に入ったカットがあればのこ とですが。 ギフチョウの撮影では、珍しいギフチョウが見 られる場所とあって、収集家の人もたくさんき ていました。分かりやすくいうと、昆虫採集の 人達ですね。 けっこう、大人がまじめな顔をして捕虫網を振 り回しているのを見ているのはおもしろいもの です。ギフチョウの姿をみつけると、一目散に 駆け出します。そして、エイヤッとばかりに網 を振りかざして獲物を捉えます。 私が思うには、もうすこしチョウの姿を観察す ればいいのにナァと思いました。姿を見るなり 捕まえてしまっては、そのチョウが何をしてい るのか分かりません。 私はカタクリの咲いているエリアでずっと撮影 していましたが、その様子を覗きに来ていた人 が、はじめてカタクリにギフチョウがやってき ているところを見たと感動していました。 捉えることばかりが目的になって、昆虫を知る という本来の目的が忘れられているように思い ました。 2日間の取材中、2度産卵の姿を撮影すること ができたのですが、産卵しようとしているメス のあとをずっとついていって、やっと撮影でき るのです。採集することはダメだといいませが、 このように来年に繋がる命をもったものまでも 何も考えず捉えてしまうのは問題だと思います。 産卵しようとしているメスは、地面スレスレの 高さをジグザグに飛んでいきます。そしてとき どき若い芽に触れて食草かどうか、産卵するの に適しているかどうか確認しているのです。目 的のものがみつかれば、やっとそこに産卵をは じめます。だいたい7から8個くらいの卵を産 みつけていました。 ちょっと慣れれば一目で分かる動作ですから、 昆虫採集をする最低のマナーとして、採取する 昆虫の基本的な生態や行動学は学んでおいて欲 しいですね。 あっ、ちなみに、昆虫採集をしたくらいで絶滅 ということはありません。それよりも恐いのが 土地開発と称して行われる、ゴルフ場やリゾー トの建設です。山全体がなくなってしまうよう なものですから、生き物も逃げようがありませ んからね。 みなさんのゴールデンウィークはいかがでしたか?