広大な畑の防風林となっているシラカバ。まだやっと芽を出し始めたばかりのところで枝は寂しい感じ
です。一直線に並んでいる様子をうまく表現できていると思います。緑が出てきて青空の条件ならこの
構図でよかったのだと思います。ただこの日は曇天で空が白く写るために空を広く入れているためにシ
ラカバの上の方が黒っぽく重く見えてしまいます。そのため、シラカバの白い幹が弱くなってしまいい
ちばん見せたいところが目立たなくなっています。このときの天候を考えると、望遠レンズでシラカバ
の幹をアップで狙ったほうが、シラカバらしさを表現できたのではないでしょうか。天候に合わせて構
図を変えることも必要ですよ。