阿寒湖のボッケ遊歩道。朝の霧につつまれた静かな雰囲気をうまく撮影していますね。独特の形をした
木々や蔓のからまった感じもいいと思いますし、遊歩道の描くカーブも動きを感じられます。構図的に
はまとまりを感じられますが、左側の湖面が見えている明るい部分がとても強いので、視線がその部分
に集められてしまいます。蔓を入れておきたかったのだと思いますが、そうするのなら少し下がって水
面を減らす形でフレーミングをしたらどうでしょうか。画面のなかで白く見えるところは視線が集まり
やすいので、どの程度入れるか考えてみましょう。