朝の屈斜路湖。まだ日が昇らず青みがかった幻想的な雰囲気をうまく再現していますね。
湖畔の温泉がわき出して凍らないところは水面が出ているのですが、その水面を生かして
画面構成しています。倒木も画面構成の上でとても重要で、倒木についた雪や氷も冬らし
さを感じさせるのに一役買っています。この雪や氷がないだけで、ずいぶん見た目の印象
が変わってしまうものです。画面のまわりに枝や笹の葉などが微妙に写り込んでいるの
で、これらが入らないようにフレーミングできれば、もっとスッキリ見せることができま
すね。あと一歩前に出て、わずかに広角の画角で撮影することはできなかったでしょうか。