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6月30日 いやー、まいりました。車のサンルーフから水が 降ってきました。ちょっと買い物と車を出したら 屋根から大量の水が”ドサッ”と落ちてきました。 はじめは何事かと思いました。ずいぶんたくさん たまっているようで、発進させたりカーブの度に 水が落ちてきます。雨に濡れるのがいやで車を出 したのに、いったいなんのためだったのか・・・。 ずぶ濡れです(笑) どうも屋根にたまった水抜きのドレンホースが詰ま ってしまったようです。すでに9年目を迎えた車な ので、何が起こってもおかしくないのですが、年に 数回の修理が必要になるのも大変です。      かといって、新しい車に乗り換えるほどの余裕もな いですしね。せめて車検の8月までもってくれれば よかったのですが、ちょっと根性が足りなかったよ うです。                    それとも最近、遠出が少ないので拗ねてしまったの でしょうか。車も動かしていないと調子が悪くなる といいますしね。                車検の時にはタイヤ交換やその他いろいろ出費が かさみそうですねぇ・・・。覚悟しなくては。 
6月25日 すっきりした天気にならないですねぇ。このまま 今月が終わってしまうと困るんですけど・・・。 で、この週末は札幌へ行って来ます。      月曜日から札幌会場で写真展になるんですよ。  本当はこの時期に北海道へ行くのなら、じっくり まわって花や虫たちの姿を撮ってきたいというと ころですが、今回はそんな余裕がないのが残念で す。火曜日には、仕事が入っています。     しかし・・・、もし飛行機が飛ばなかったらどう しよう。                   まだ飛ばなかったというのは経験していませんが、 降りるべきところに降りられなくて、空港を出て から新幹線で移動というのはありました。    こういうのは、勘弁して欲しいですね。     札幌の会場は東京に比べると狭いらしいので、ど んなレイアウトになっているのか、ちょっと心配 なものあります。写真というのは、並べ方次第で も、ずいぶん雰囲気が変わってしまいますからね。 では、ちょっとでもいい風景と出会える時間があ ることを期待して、行って来ます。      
6月22日 いま私の家にタマムシがいます。タマムシって知っ ていますか?コメツキムシを大きくしたような姿で とてもきれいな色をした虫です。         遥か昔には玉虫厨子としてもつかわれていたほどの 色の鮮やかさです。               いままでにも何度かタマムシの姿を見ていますが、 空を飛んでいるところだったり、すぐに逃げてしま ったりと、じっくりと撮影することはできませんで した。ところが、先日友人が世田谷で捕まえたとい って、持ってきてくれたのです。         あらためてじっくり姿を見ていると、大きな目をし ていてとても愛嬌のある顔をしています。     せっかくですから、きちんと撮影しておきたいと思 っていますが、難しいのはライティングです。   タマムシやカナブンのような金属光沢を持った虫は ストロボで撮影すると思ったような光沢が出てこな いのです。ちょっと大がかりになりますが、曇りの 日のような感じで光が拡散できるようにしないと、 反射がなくなり黒っぽく写ってしまうのです。   なるべくはやく撮影して逃がしてあげたいと思って いますが、家のまわりにはカラスも多く、彼らにみ つからないようにするにはどうしたらいいでしょう? いっそのこと、昔姿を見かけた場所まで持っていっ て放してやった方がいいのでしょうか?      明日も天気はあまりよくないようですから、じっく り撮影してみることにしましょう。(晴れてくれな いと終わらない仕事もあるのですが、これはまあな んとかなるということで・・・)        
6月18日 今月は東京写真月間ということで、いろいろなとこ ろでイベントが開かれていますね。新宿にあるパー クタワーでも、「女性だけの写真展」と題して写真 展が開催されているのを見てきました。      応募条件はただひとつ、”女性であること”という 全国公募のコンテストでもあり、どれもレベルの高 い作品ばかりでした。              最近は写真教室でも女性の参加者が多いのですが、 この写真展を見ていると、どれも力作ばかりでとて もアマチュアとは思えません。一応、優秀賞などの ランクがつけて合ったものの、審査員が違えばどれ が上位に入ってもおかしくありません。      私もネイチャーフォトが専門ですから、ついそのよ うな作品に目がいってしまい、なんでこれが入選な んだ?と思うような作品もいっぱいありました。  女性らしいまなざしの作品がたくさん展示されてい て、とても面白かったです。でも、海外で撮影され たものが多かったのもビックリですね。      この写真展は今度の日曜日までです。興味のある方 は、ぜひ見に行って下さい。          
6月17日 PowerBookARMYというMacintoshのユーザーグループ から誕生したDuo-ZoneというWEBページがあるのです が、このオフ会に参加してきました。       けっこう前から、会議室などにはいろいろと発言し ていて、WEB上では参加していたのですが、ふつうは オフ会も日曜日ということがおおくて、なかなか参 加できませんでした。比較的、近くに住んでいる人 も多いようで、すぐ近くでのオフ会バーベキューと いうこともありましたが、残念ながら参加できない のでした。                   今回は、”とんかつ”を食べるという目的があって 昼間から、しかも平日に開催ということになったの で参加できました。               Duo-ZoneのWEBマスターであるtajiさんも、カメラマ ンということもあり、1度はお会いしたいと思って いましたが、やっと会うことができました。    某ショップで聞いたうわさとは違い、いかにもカメ ラマンという感じの人でした。ゆっくり話したかっ たのですが、私はちょっと遅れて行ったために席が 離れてしまい、話せなかったのが残念でした。   ちなみに、某ショップでの噂とは、WEB上のイメージ とは違って恐い人らしいのですが、ぜんぜんふつう でガッカリしたくらいです(笑)。        このような集まりというと、つい後込みしてしまう人 が多いと思いますが、それはもったいないですね。  自分から参加しようという気持ちがあれば、きっと 楽しく過ごせるはずです。            私もカメラマンとしてやっていけるようになったきっ かけは、すべて”月刊カメラマン”誌のイベントに参 加したのが始まりです。そこで知り合ったたくさんの 人や仲間がいたからこそ、こうやって続けていくこと ができるのです。                 いかにもやばそうなものは別(今回も端から見ればか なりやばい!?)として、自分からいろいろなものに参 加してみるといいんじゃないですか。        うーん、それにしても”とんかつ”、うまかったです。 場所は、Duo-Zoneからリンクをたどっていくと分かる はずです。                   
6月16日 写真展も終わって、ホッと一息をつく暇もなく仕事 に復帰です。天気が予想を外れて安定しているので 多少は外で撮影ができるので、なんとか順調に片づ いています。                  でも、この天気のおかげで、アジサイやショウブな どは、カラカラに乾いてしまっていて、本来のイメ ージとはかけ離れた姿になってしまっています。  ちょっと湿ったようなしっとりした雰囲気がピッタ リの花なのに、この夏空では思い通りにいきません ね。こんなときには、日陰の花を探すのがいちばん の方法ですが、この暑さではあまり変わらないのか もしれません。                 私がよく撮影に行っている、霧が峰でも雨が少なか ったせいで、レンゲツツジがツボミのうちから枯れ てしまって、あまり花の数は期待できないそうです。 今日は関東の各地で30度を越える猛暑になりました が、このまま夏になったら、40度を越える日もあり そうで、あまり暑いのには強くないですから、心配 です。                     もうそろそろ関東でもホタルが飛び始めている時期 ですね。でも、この暑さでは、ホタルもビックリし て物陰に隠れてしまっているのではないでしょうか。 本格的な夏を迎える前に、ちょっと涼しくなってく れるといいんだけどナァ。           
6月12日 銀座での写真展は、本日で無事終了となりました。 ほんとうにたくさんの方に見に来ていただいて、あ りがとうございました。             虫という被写体は、人によって好き嫌いがはっきり していて、なかなか見に来てもらえないのではない かと心配していたのですが、そのへんは大丈夫のよ うでした。                   虫といえど私たちと同じ命であって、本質はなにも 変わらないということが伝わればいいなぁと思って いました。                   ”虫もこうやってみると表情がある”とか、”あら ためて見るとカワイイ”という声があったので、 今回の写真展の目的は、うまく達成できたと思って います。                    さて、生き物の好きな方に、おすすめの写真展が、 銀座数寄屋橋のフジフォトサロンで開催されていま す。SSPという自然写真家の団体が開いてるもの で、海野さんや竹内さん、岩合さんなど豪華なメン バーが参加しています。             もうひとつ、Fグラの会作品展も、面白い作品がた くさんあります。SSPのとなりで開催されている ので、ぜひ見に行って下さい。          新宿ペンタックスフォーラムでは、植物写真家・木 原博さんの作品展もあるので、これもいかなくては。
6月11日 本日は写真教室の仕事があり、会場にはほとんど いられませんでした。写真展にいらしていただい た方、顔をみせられなくて、ごめんなさい。   昼間は埼玉県大宮市の染谷花菖蒲園というところ にいました。以前は川越に住んでいたこともあっ て、ときどき大宮あたりにはでかけていましたが ここは初めてでした。             まわりには園芸業者がたくさんあって、ここもそ の一貫のような感じですが、6月の1カ月間だけ 開放されるということなので、市が作っていて、 管理は業者という感じでしょうか。       中は程々に広く、花の咲き方も適当で撮影するに はちょうどいい感じの場所でした。今日の参加者 はわずか7名と、とても中身の濃い教室になりま した。                    教室が終わってから銀座に向かい、会場についた のは16時でした。でも、この2時間でもいろいろ な人と会うことができたので、よかったです。  残すところ、あと1日。でも、また教室で会場に いられるのは、たぶん13時から14時までのわずか の時間です。ほんとは土曜日は来場者が多いはず なので、ずっといたいのですが・・・。    
6月10日 本日も、写真展盛況で、ありがとうございました。 でも、ちょっと気に入らないことがあります。会場 に、私の書いた記事の載っている写真雑誌を数冊置 いてあるのですが、気がつくとなくなっています。 いま発売されているものなので、書店で買うことも できるはずなのですが、何を考えているのでしょう か?カメラマンのモラルが問われることがよくあり ますが、この様な人があちこちでわがままを言って 迷惑をかけているのでしょう。          なかには、この本が欲しいと声をかけてくれる人も いるので、私にストックがあれば差し上げているの に・・・。                   さいわい、私の教室に来ている人で、常識のないと 思われる人はいませんでしたが、こんな人を教える ことはしたくないですね。            あなたのこといってるんですよ!わかりますか!!
6月8日 写真展初日は、天気が悪かったにもかかわらず、 たくさんの人に来ていただいて、盛況でした。  今日もひっきりなしの来客で、うれしい悲鳴状態 です。                    虫がテーマということもあって、”虫が嫌い”と いう声が出るのではないかと心配でしたが、けっ こう女性にも好評のようで安心しました。    こういうイベントがあると、ふだんは会えない人 にも会うことができるというのも、楽しみのひと つです。5年ぶりとか、なかには15年ぶりという 懐かしい人も駆けつけてくれて、本当にうれしい かぎりです。                 こうなると、次回作にもとりかからないといけま せん。一発屋とならないためにも・・・(笑)。 ”Small Life”はまだ終わりません。次回はど んな世界が展開されるのか、楽しみにしていて ください。                
6月6日 いよいよ明日から写真展ということになりました。 が、みなさんには、一足早く作品をご覧いただける ようにしました。                まあ、明日は間違いなく酔っぱらっていて更新など できないでしょうから・・・(笑)。       すでにこのwebでも紹介している作品がいくつもあり ますが、できれば会場まで足を運んでいただいて、 オリジナルのプリントを見て欲しいと思います。  よくリバーサルフィルムからのダイレクトプリント は思い通りに仕上がらないという話を聞きますが、 今回の作品はかなりオリジナルに忠実に仕上げられ ています。                   印画紙は、通常のRPというものではなくて、少し 値段は高くなりますが、再現性に優れたクリスタル というものを使っています。ちょっと光沢の強い表 面の印画紙です。                うまいプリントをしてくれるラボを選ぶことも大切 ですが、状況によって印画紙を選ぶのも、大切です。
6月5日 昼間はEOS学園のダブルヘッダーで、教室づくめ でしたが、その後、写真展の写真の搬入、飾り付け をしてきました。                頭の中で描いているイメージと、実際に写真を並べ てみたときのギャップがあって、なかなかスムーズ に決まらないのですよね。            写真展のようにたくさんの写真がある場合は、1点 だけを考えるのではなくて、全体のバランスも考え ることが必要になります。たくさんある作品のなか にも、ポイントになるモノがあるのは間違いないの ですが、並べ方によってずいぶん印象が違いますか ら。                      けっこう悩みながら、なんとかまとまったかなとい う感じなのですが、いざ本番となると、また動かし たくなるものなのですね。さて、本番の朝はそのま までいられるのかどうか・・・。