Diary



7月26日(金)


湖畔を歩いていたら、気になる姿がありました。始めはイトトンボが繋がっ
ているのかと思ったのですが、どうも様子が変です。よく見てみると、交尾
の姿勢になってはいるのですが、オスがメスの頭をつかんだまま鳥にでも襲
われてしまったのでしょうか。オスの動体がなくなっていて、お尻だけが残
されている状態です。死んでも離さないのはオスの執念でしょうか。せめて
きちんと産卵されて、子孫を残せることを祈るばかりです。       



7月25日(木)


このところ姿を見せなかったエゾリスが姿を現してくれました。以前は高確
率で出てきたのがばったり見なくなったので心配していました。夏毛になっ
ているのでちょっとみすぼらしい感じもしますが、元気そうでした。ただ、
やたらと痒そうにしていたので、毛が抜け変わっていて痒いだけならいいの
ですが、尻尾の毛も抜けているので何か皮膚病にでもかかっていないかと気
になりました。                           



7月24日(水)


雨になるということで、ちょっと近所を見てきたくらいであとは事務仕事を
していました。雨もパラパラ降っていたこともあってか、ミドリシジミが集
まってくるところでは2匹しか姿を確認できませんでした。あとはイチモン
ジチョウくらいで、寂しい感じ。よく見ると、アリがナナカマドの花で蜜を
吸っていました。まだ背が低い木なので、アリも簡単に登れるということで
すかね。かなり夢中になっていたので、蜜は美味しいのだと思います。  



7月23日(火)


見た目だけでも涼しげなところと思って出かけてきました。ただ、ここは木
陰に入ると大量のアブが寄ってきて大変でした。たいていクルマなどの熱を
もったところに集まるものですが、移動してもついてきて何度か刺されてし
まいました。景色はきれいでも落ち着いて見ていられず、必要なカットを撮
影してさっさと撤退。観光できていた子供も、アブにつきまとわれて大騒ぎ
していて、かわいそうでした。                    



7月22日(月)


北海道でも気温が30℃を超えることが珍しくなくなりました。明日で一段落
してくれるようですが、まだ7月ですから安心はできません。日中は一度家
に逃げ込んで夕方に出て行っても、まだ湿度が高く暑く感じました。貴重な
陽射しですから積極的に利用したいと思うものの、暑くて日中はいきものの
活動も鈍くなってしまい、難しいところです。             



7月21日(日)


先月は連日出ていた雲海、一ヶ月ぶりに見てきました。日の出前はちょっと
朝焼けもあっていい雰囲気でした。その後は雲があってしばらく光が射し込
まずに地味な状態の時間が長かったです。低い雲がなければ、もっと朝日が
赤いうちに雲海に光が入ってくれたはずで、惜しかったです。それでも、こ
のところ広い風景を撮っていなかったので、刻々と変わる様子を見ているだ
けでも楽しかったです。                       



7月20日(土)


カワセミも巣立って元気に飛び回っています。子供はまだなにが危険なのか
分かっていなくて、けっこう無防備です。この子もけっこう近くで撮影させ
てくれました。親は数十m離れていてもすぐ逃げていってしまうのが普通で
よほどボーッとしていたのでなければ、こんな近くで撮らせてくれません。
これからいろいろ学習して厳しい自然で暮らせるようになっていくのだと思
うので、またチラッとでも姿が見られたらいいなと思います。