2021年6月分


6月1日(火)

クロユリが咲き始めました。花自体は地味なのでよく見ていないと見落とし
てしまいますが、この時期の楽しみな花ですね。意外と繊細でちょっとした
環境の変化でなくなってしまうので、大切にしたい花でもあります。本州だ
と標高の高いところでしか見られないので、平地で見られるのもうれしいと
ころです。これから見頃なのでしばらく楽しませてもらいます。     


6月2日(水)

広い景色が見たくなってプチ遠征。到着したときは青空が出ていましたが、
しばらくすると雲が広がって曇天に。この水面は青空が出て光が射し込んで
いないときれいな青が出ないので、間に合ってよかったです。でも、そのあ
とは影が出ない方がうれしいものを撮影していたので、思い通りに光が変わ
ってくれた感じでした。いつもこんな感じに思った通りに光が変わってくれ
たら楽なんですけどね(笑)                     


6月3日(木)

今日は第一目標は大外れとなったものの、そのあとウグイスに遊んでもらえた
のでよかったです。普段は茂みの中にいてなかなか姿を見せてくれないウグイ
スなのですが、けっこう近くでさえずってくれました。この時期は似た鳥がけ
っこういて姿を見ただけでは種類が判別できません。でも、ホーホケキョの声
が聞ければ確実なので、自信をもってウグイスといえますね。       


6月4日(金)

釧路エリアは午後からけっこうな風雨となりました。近所をまわってみたので
すが、さすがにこの天候では動いているのは人間くらいのもので、いきものの
姿はなかったです。タンチョウの親子も雨が降る前は動いていましたが降り始
めてからどこかに身を隠していました。このあたりではライラックが咲くとき
は天気が悪いような気がします。リラ冷えという北海道用語もあるようですが
どうなるでしょう。                          


6月5日(土)

台風一過のようなすっきりした晴天となりました。気温もあがって日陰にい
るのが心地よい感じでしたね。水辺を歩いてみたら、トゲウオが元気に泳い
でいました。子供のころは図鑑で見ただけの魚でしたが、意外と身近なとこ
ろにいたりするものです。北海道もこのところ開発が進んでいて、いつまで
こういった自然が見られるのか気になるところです。          


6月6日(日)

今日歩いた森では、チョウの姿を見ることができました。このキベリタテハ
は他の場所でも見ていましたが、今回はけっこう近くで撮らせてもらえまし
た。このほかウスバシロチョウの姿は今年初でした。数は多くないもののい
つもと違ういきものの姿を見られると楽しいですね。あとはエゾハルゼミが
たくさん鳴いていたんですが、かなり高いところから鳴き声が聞こえてきて
いたので、探すのはあきらめました。                 


6月7日(月)

エゾリスの元気な姿を確認してきました。ちょっと気温も高くなってきたので
行動も活発になっているでしょうか。枝先で木の芽を食べたり皮をはいで巣材
にしていたりしました。森の木もだいぶ葉が茂ってきて姿を確認するのが難し
くなってきました。小鳥なども近くで声がしていても姿が見えなことがよくあ
ります。木の上の方だと、もう全然ダメなんですよね。          


6月8日(火)

キタキツネの昼寝を邪魔してしまったようです。こちらに気づいても逃げる
様子でもなく、しばらく様子を見ていたら面倒くさそうに移動してまた寝て
いました。そのあと他のところを見て回って帰りがけに通ったらまだ寝てい
たので、よほど眠かったのでしょうか。こんなにのんびりしたキタキツネに
あったのは久しぶり。また一緒に昼寝したいですね。          


6月9日(水)

今年は花の咲くのがはやいでしょうか。それともあまり動いていないせいで
気持ちが追い付いていないのか。今日歩いた湿原ではフタマタイチゲが咲い
ていました。ワタスゲも穂を広げていましたが、ポツポツと見える感じで一
面真っ白とはいかないようでした。道路を走っていても、ポツポツと夏の花
が咲き始めているのが見えるので、これからが楽しみですね。      


6月10日(木)

思いがけずいろいろと撮影させてもらうことができました。ひとつはこの
ウグイの遡上シーンで、本流から支流へと上がっていくところをじっくり
見ることができました。遠慮がちに安全を確認しながらちょっとずつ遡上
していく様子がおもしろかったです。あちこちで人知れずこういったいの
ちの営みが続いているのですね。                  


6月11日(金)

今日も期待していなかった面白いシーンに出会うことができました。巣立っ
たばかりのカラスの子、表情豊かですね。けっこう長いこと見ていたら、い
ろいろな動きを見せてくれました。たいてい子供がいるときは親ガラスが警
戒して人を襲ったりするものですが、ここは普段からカラスを刺激しないよ
うにしているので、カラスも人にちょっかいを出すことなくうまく共存する
ことができています。なかなか面白かったですね。           


6月12(土)

マガモの子供もちょっとずつ大きくなっています。まだこのくらいだと親に
ついて行動していてかわいいです。もうすこしすると好き勝手に動き回るよ
うになるでしょう。この場所は毎年何組か親子ガモの姿が見られていたので
すが、今年は一組のみ。あちこちで鳥の姿自体が少ないように感じているの
で、何かしろ環境の変化などがあるのでしょうか。           


6月13日(日)

イソツツジが見頃になりました。午前中はすっきりとした青空が広がってく
れて、数年ぶりにいい条件のなか撮影できました。この後は気温がぐんと上
がって真夏ような感じになりました。さすがに普段から汗をかいていないの
で、ちょっときつく感じますね。これからはもっと暑くなるでしょうから、
体を慣らしていかないといけませんですね。              


6月14日(月)

今朝の摩周湖は湖面のうえを漂う霧が出ていましたが、風もなく動きがな
かった感じです。ちょっとゆっくり出動して霧が晴れてくるタイミングで
撮影していました。この時間帯は刻々と様子が変わるので、けっこう面白
い景色になりました。しばらく晴れ間がおあずけとなるようなので、また
風景探しは苦労しそうです。                    


6月15日(火)

エゾハルゼミがうるさいくらいに鳴いています。森に入ると、小鳥のさえずり
が聞こえないくらいなんですよね。ヒグラシのような小さなセミですが声はで
かいのでたくさん集まるとすごいです。このところ木の高いところにばかりい
て姿をきちんと確認できなかったですが、今日はやっと見つけることができま
した。こんな声なので聴いてみてください。               

エゾハルゼミの声


6月16日(水)

ちょっと遠征してきました。山の上に太陽がかかるかと狙っていたのですが
微妙にずれてしまいました。こういうのは何度か撮影に行って現場の様子を
分かっていないとダメですね。毎日のようにこういう景色が見られる場所に
住んでいたら、夕方になると気になって仕方ないでしょう。いまなら日没が
19時頃なので、仕事が終わってからでも間に合いそうですけどね。    


6月17日(木)

今回はこの子に会いにやってきました。歓迎してもらえたようで、気温があ
がって動きが止まるまでずっとそばにいてくれました。移動しても目の前に
やってきて、私に餌を持ってきているのか?と思うくらい。それとももっと
写真を撮ってくれといっていたのか。おかげで遠出しただけの取材となりま
した。早々と満足したので、明日からはどうしようかな。        


6月18日(金)

今日も海側を回りながらの移動。予報では晴れとなっていますが、海霧が
出ているようでずっと曇天のような天気でした。ちょっと風が吹くと寒く
てなかなか厳しかったのですが、海から少し離れると快晴でびっくり。夏
に暑いときは滝のそばに行くようにしていましたが、海側に行くというの
もいい方法だと学びました。海の近くは気温が安定していて冬も暖かいで
すから、理にかなっていますよね。                 


6月19日(土)

タンチョウの子供も元気に育っているようです。だいぶ大きくなってヒヨコ
から小さなダチョウのようになってきました。このくらいになってくるとか
わいくないとか言われてしまうのですが、親に甘えながらあとをついていく
様子はとてもかわいいです。小さな小鳥はあっという間に飛べるようになる
のですが、タンチョウは秋ごろまで飛べないので親も大変ですね。無事に大
きく育ってくれることを祈っています。                


6月20日(日)

今年もこのランの姿を見ることができました。このところ、しなくてもいい
ように思える開発や工事で身近なところの自然がどんどん失われています。
それでなくても天候の変化で変わっていく部分も多いですよね。昔はこんな
自然があったという話をするよりも、自然が残されていることの方がずっと
重要に思います。自然にダメージを与えない暮らし方ってできないものなの
でしょうか。                            


6月21日(月)

天気の回復が午後からということで、ちょっとゆっくり目に出発。でも、
それが功を奏していい景色を見ることができました。夕陽の中の景色も良
かったですが、夕焼けもよかったです。いつもこんな感じできれいな景色
に会えたらいいですよね。といっても、これが当たり前になったらありが
たみもなくなってしまいますね。                  


6月22日(火)

晴れていると海もきれいですよね。自宅の周辺だとどうしても海までは遠い
ので、海を見るのは久しぶりです。独特の潮の香りもいいですし、波の音も
いいですね。海辺のいきものなども見られるとうれしいですが、小鳥の姿は
ちょっと少ないかもしれないです。海側の土地は牧草地になっているところ
が多かったのですが、昔はどんな景色だったのでしょう。        


6月23日(水)

センダイハギがきれいに咲いていました。海側を回っているとよく見かけ
ます。この時期は海側にいると涼しくていいですね。天気が良くてもちょ
っと肌寒いくらいの感じです。ここではいきものの姿も見られて、かなり
サービスしてくれました。最後には撮れたか?って確認までしてくれたの
にはびっくりでした。                       


6月24日(木)

羅臼からウトロへ峠を越えると、一気に気温があがりますね。それまでちょ
うどいい温度だったのに暑くて参りました。空気の質が変わるのがすぐに体
感できるのもおもしろいですね。緊急時代宣言も解除になり、少しずつです
が観光バスの姿も見るようになりました。個人的には静かなままの方がいい
と思うものの、自由に安心して動けるようになってほしいです。     


6月25日(金)

エゾシロチョウの集団羽化を見ることができました。以前からそういうこと
があるのは知っていましたが、意識して探していなかったこともあり偶然の
出会いにとても感動しました。数百か数千ものチョウが舞っていて、ところ
どころで羽化しているチョウがいるというすばらしい景色。北海道の自然の
豊かさを感じることができました。いつまでもこういったいのちの営みが続
くことを祈っています。                       


6月26日(土)

朝の景色がすばらしかったです。この場所も雲海を期待して待っていました
が、それはちょっと期待外れ。それでも美しい景色を楽しませてもらえまし
た。このあとはちょっと移動して、予定していた雲海をたっぷり楽しむこと
もできました。この時期は朝が早いのがけっこう大変なのですが、こういっ
た景色に会えるのなら頑張りますよね。                


6月27日(日)

近所ではルピナスが見頃です。外来種ですが、色もさまざまで遠目に見ても
きれいですよね。外来種は色の鮮やかなものが多く、知らなければ増えても
いいと思われることも多いですね。ただ、釧路川沿いでは堤防の工事をした
影響で自生の花はほとんどなくなり、外来種ばかりになってきています。生
活を守るための工事ですが、貴重な自然が残っている環境でもあるので、そ
ういった部分にも配慮して行われるといいと思うのですが、検討されている
のでしょうか。                           


6月28日(月)

たくさんのいいシーンを見ることができました。この夕陽もこの場所でしか
見ることができなかったはず。ここよりも北へ行っても南へ行っても雲が広
がっていましたから。この夕陽を撮影しているときに、後ろではエゾシカが
やってきて道路わきで草を食んでいました。ちょうどいい場所に立ってモデ
ルにもなってくれて、いい撮影ができました。あせらず導かれるままに撮っ
ていけばいいんだなと感じた瞬間でした。               


6月29日(火)

海側へ出てみると、またもや海霧で真っ白。それだけでなく霧雨がけっこう
降っていて油断するとびっしょり濡れます。ちょっとなら大丈夫かなと思っ
ていると急にどさっと降ってきたりして。原生花園のあたりで小鳥を見たい
と思っていたのですが、これでは小鳥もあまり活発には動いてくれません。
それでも現場の様子を見ておくことは大切ですね。           


6月30日(水)

この滝を見に来たのもかなり久しぶり。とても好きな滝なので、近ければ
四季に渡ってきていると思います。この場所だけで2時間近く撮影してい
ました。ちょっと時期が違うだけでも表情が違いますし、天気によっても
違う表情を見せてくれます。北海道は広すぎて、とても思い通りに動くの
は難しいですね。