2019年2月分


2月1日(金)

今日は狙いが外れまくり、ぜんぜん思うように撮影できませんでした。ま
あこういう日もありますね。というよりも、自分の判断ミスという部分も
あるので、まだまだ修行が足りないということですね。このところ気候的
にはだいぶ冬らしくなってきているので、残りわずかな冬を楽しませても
らいたいものです。明日はどう動くか悩みますね・・・        


2月2日(土)

ヒューヒューと強い北風が吹くなか、ハクチョウが集まってきました。ちょ
っと前までは湖面が凍っていなかったので泳いでやってきていたのですが、
だいぶ凍ってしまったので、仕方なくなのか飛んできました。今シーズンは
雪が少ないためなのか、お腹が汚れている固体が多いように思います。地面
が出ているわけではないのですが、どこで汚してくるのでしょうか。   


2月3日(日)

今朝もマイナス20℃クラスの冷え込みでした。ただ空気が乾燥してきてい
て、霧氷はまったくついていない状態。せっかく冷えているのに、どうも
気合が入りませんね。それでも徐々に例年の冬の様子に近づいてきている
ようなので、撮影ツアーの頃にはいい景色が楽しめるのではないかと思っ
ています。明日の朝は雪の予報、三度目の正直でいい景色を期待します。


2月4日(月)

久しぶりに午前中いっぱい雪が降ってくれました。ちょっと湿った雪だった
のでびしょ濡れになってしまいましたが、いくらか雪降りのなかできれいな
イメージを撮影できました。しかし、最近のタンチョウは雪が嫌いなのでし
ょうか。雪が降っている間は、ほとんど跳ぶことがなく雪がやんでから給餌
場にやってきたものがたくさんいました。だいぶタンチョウの行動が変わっ
てきているのを感じますね。                     


2月5日(火)

今朝の冷え込みはイマイチでちょっとがっかり。凍っていた湖面も融けて水が
見えているところが増えていてどうしようかと迷っていたら、割れた氷が寄せ
られてカラカラといい音をたてていました。近づいてみると、今流行りのジュ
エリーアイスのようでしたね。ただ、しばらく見ているとどんどん融けてしま
って、あっという間に様子が変わってしまいました。自然の変化は早いもので
すね。                                


2月6日(水)

阿寒のツルセンターに行ったのは一年ぶりくらいではないでしょうか。今
朝はそこそこに冷え込んで河畔には霧氷がついていたので、いい背景で撮
影できました。ここも朝9時半といわず、もっと早くから開けてくれれば
もっと人も来るのでしょうけれど、営業が下手な感じがしますね。晴れて
しまったら、霧氷もすぐに落ちてしまいますから。          


2月7日(木)

森の中でアカゲラが元気に飛び回っていました。何をしているのかと思って
見ていたら、木の実を食べに集まってきていたようです。今の時期は食べる
ものも少ないでしょうから、ちょうど食べごろの場所に集まってくるのでし
ょうね。以前からこの場所ではたくさんの実がなっていたのは知っています
が、どうなったら食べごろなのかはぜんぜん分かりません。アカゲラが食べ
ているのだから毒はないでしょうけれど、ちょっと怖いな・・・。    


2月8日(金)

寒波がやってきて日中も気温が上がらないままでした。朝からずっとマイ
ナス12℃前後で、さすがに寒く感じますね。ハクチョウも湖畔で丸くなっ
てジッと寒さに耐えていました。羽毛には霜がついていたら雪が積もって
いたりして、見た目は寒そうですが足元は温泉がわいているので暖かいの
かもしれません(笑)。明日の朝も期待ですね。           


2月9日(土)

今朝はほとんどマイナス30℃まで気温が下がり、強烈に寒かったですね。今
年は冷え込みがイマイチだったところもあるのですが、やっと本格的な真冬
を実感できました。でも、体がなまっているのか指先が冷えてたまりません
でしたね。冬用に冷たくならないカメラを作って欲しいです(笑)。カメラ
は動いても体がついていかないですから。               


2月10日(日)

連休と春節で人が多いのだろうなぁと思ってダラダラと出動。でもいつもと
違う時間に動いていたおかげで、ちょっといい景色に出会えました。こうい
うイメージを持って見ていた場所ですが、日の出前に動くとこのタイミング
で行くことがなかったのですよね。いつもとちょっと違う動きをするという
のも違う写真を撮るのにはいいことですね。              


2月11日(月)

ちょっと様子を見に音羽橋によってみました。流氷もやってきていて冬の
観光シーズンになると、たくさんの人が来ていますね。朝の5時から場所
取りをしているようですが、今日は私が到着した8じ頃にやっと気嵐が晴
れてきてタンチョウの姿が見えるようになりました。そんな朝早くから待
っていても寒いだけなのに・・・。グループ行動でない人は、時間を考え
てみたほうがいいですよ                      


2月12日(火)

朝から摩周湖で撮影していました。天候がころころと変わりいろいろな表情
を見せてくれました。朝一番では薄氷の部分は透明で氷が張っているのか分
からない感じでしたが、その後雪雲がやってきてサラッと雪を降らせて行っ
たので、こんな感じになりました。風があって氷が動いていたのでまた明日
には違う表情を見せてくれるはずです。楽しみですね。         


2月13日(水)

二匹目のドジョウを狙って再び摩周湖に行ってみたのですが、ごく薄っす
らとサンピラーが出ただけで狙い通りとは行きませんでした。まだ全面凍
結はしていなくて、あと数日かかるのでしょうか。この調子だと、撮影ツ
アー中にもいい景色が見られそうで期待できますね。このところ展望台下
の斜面にシカがやってきてササを食べています。わざわざこんなところに
来なくてもと思うのですが、食べやすいのかな。           


2月14日(木)

根室海峡の当たりも薄っすらと流氷の姿が見られるようになって来ました
ね。この氷もしばらく見ていたら流されてなくなってしまったので、まだ
本体ではないのですが、いい景色が見られました。明日からは恒例となっ
ている冬の道東撮影ツアーが始まります。みんなにいい写真を撮って帰っ
てもらいたいですね。                       


2月15日(金)

撮影ツアー一日目。まずは集合場所の釧路空港に近い阿寒湖国際ツルセンター
へ。なんか去年と様子が違うのですよね。タンチョウがかなり少ない・・・。
昼ごろにはほとんどのタンチョウが川に行ってしまって、数えるほどしかいな
い状態に。朝は餌を撒いているだけで午後は撒かないので、タンチョウは帰っ
てしまうようです。有料施設なのですから、一日タンチョウの姿が見られるよ
うにして欲しいものですね・・・。                   


2月16日(土)

撮影ツアー2日目は、尾岱沼で四角い太陽狙い。しかし、前日から曇天
の予報で朝日は見られない確立がかなり高い中で宿の外で待っていると
朝日の出るあたりだけ雲が切れて、美しい朝日が昇ってきました。参加
者の願いが通じたようですね。四角くはならなかったものの、すばらし
い景色でした。その後も皆さんの行いがいいおかげで、いろいろと撮影
することができました。                     


2月17日(日)

撮影ツアーのメインイベントとなる羅臼の流氷とワシの撮影です。流氷の
海に舟で出て行きワシの姿を撮影します。雲が多くて朝日は見られなかっ
たものの、たくさんのワシがやってきて、腕が上がらなくなるほどたくさ
んのシャッターを押しました。流氷が離れているという情報がありました
が、無事にその姿も見られてたっぷり楽しむことができました。    


2月18日(月)

撮影ツアーの最終日。朝は美幌峠に上がりました。今朝も天気予報では
曇天とか雪とかになっていて、朝日は見られない確立が高かったのです
が、参加者のパワーで好天を呼び寄せました。雲が多くてすっきりしな
いようで、なかなか幻想的な景色が広がり、ありきたりではないシーン
を楽しみました。参加した皆さん、お疲れ様でした! おかげでいい景
色が見られましたね。                      


2月19日(火)

久しぶりに霧氷がたくさんついてくれました。この冬は冷え込んでいたもの
の、湿度が低く川沿いくらいしか霧氷がつかず平凡な景色が続いていたので
もうこのままかと思っていましたが、ラッキーでした。でもこういうときに
限って役者の方はいつもと違う動きをしていて、チャンスは少なかったのが
惜しいところ。なかなか思うようには行きませんね(笑)        


2月20日(水)

曇天の予報だったのでのんびりと近所を回ってみました。気温のほうもグン
とあがり、日中は雪がどんどん融けていました。せっかく洗車した車もまた
汚れてしまいました。気温が上がったのでタンチョウは求愛ダンスを踊って
くれるのではと期待して見ていたものの、相変わらず動きはよくなったよう
に思います。これから3月にかけて動きは変わってくれるのでしょうか。 


2月21日(木)

今朝は摩周湖で霧氷がびっしりとついていました。日差しがあったのは一
瞬で、そのあと11時まで待っていましたが、曇天のままでした。光が入っ
てくれたら、すごい景色だったと思うのですが、惜しかったです。その後
ライブカメラを見ていても、12時過ぎまで霧氷が残っていましたね。湖面
も全面凍結していて、なかなか貴重な景色でしたよ。         


2月22日(金)

今朝も隣町では霧氷がきれいについていました。期待して移動していたので
すが、目的地はイマイチ。北海道の移動はちょっとのつもりでも10kmくらい
は当たり前なので、状況が変わってしまうのは仕方ないですね。いきものの
方も思うような動きはなく、帰りがけにこのところ遠ざかっていたマクロ的
な撮影をしてきました。はじめから割り切ってしまえば、もっといい状況で
撮れたのが残念。広いところはひとつ読みが外れると、ダメージも大きいで
すね。                               


2月23日(土)

だいぶ春が近づいた実感がありますね。カエデの木も活動を始めたようで
幹の割れ目から流れ出た樹液をエゾリスが舐めているシーンを見ることが
できました。雪は相変わらずどんどん融けていて、この調子だとあっとい
う間になくなってしまいそうです。季節は早足で移り変わっているようで
すね。                              


2月24日(日)

近所を歩いていたら、鳥達は雪が融けた水辺で小さな木の実を食べに来て
いました。そのあと葦原で小鳥の声がするので何をしているのか見ていた
ら、葦の茎をつついていました。もう巣作りでもするのかと思ったのです
が、茎の中にいる小さな虫を食べていたようです。こんな細いところにと
まっているのも大変ですが、そのなかにいる虫を見つけるなんて、すごい
感覚があるのですね。                       


2月25日(月)

やはり自然は春に移り変わっていますね。日中の気温もプラスとなりかなり
暖かかったですが、鳥の行動も春です。カワアイサのカップルが求愛行動し
ているのを見ることができました。カラ類も鳴き声がすっかり春になってき
ているので、まだ寒いといっているのは人間だけかもしれません。これから
いきものの行動が大きく変わるので楽しみですね。           


2月26日(火)

雪が降ってきそうだったので伊藤サンクチュアリに行ってみましたが、この
ように陽射しが出てきたりして予想は外れました。だいぶタンチョウの数も
減っていて、春が近づいているのを感じます。ただ見に来る人は多くて、そ
のあとあまりにもごちゃごちゃしているのが嫌になり帰ってきてしまいまし
た。どこかの国のことをあれこれ言っていますが、日本人も変わらないです
ね・・・。                             


2月27日(水)

昨夜、少し雪が降って久しぶりに森は雪景色になっていました。思っていた
よりも積もっていて、部分的にいい感じでした。急に気温が高くなっていた
ので、このまま春になってしまうのではと思っていましたが、冬らしい景色
を楽しむことができました。明日からCP+で横浜なので、帰ってきたころ
には融けてしまっているでしょうね。                 


2月28日(木)

今年のCP+は今日からなのですが、私の出番は明日からということで夕方
に会場入りしてリハーサルです。朝、空港に向かう途中で音羽橋に寄って
タンチョウの姿を見てから移動しました。橋の近くに来ていたタンチョウ
がいましたが、そのあたりはけっこう水深が深くなっているようで、ご覧
のとおり足がほぼ浸かってしまうくらい。これだとこのあたりで寝るには
厳しいのでしょうね。明日からのステージ楽しみしてください。