2007年12月分


12月1日(土)

今朝は冷え込みました。おかげであちこちで霜がびっしり
とついてくれて、とてもきれいな景色を楽しむことができ
ました。8時半を過ぎても霧氷は少し溶けてきたくらいだ
ったので、そのときも気温はまだ氷点下だったのでしょう
ね。これからしばらくはこのくらいの冷え込みが続くよう
なので、しっかり楽しませもらおうと思います。日中はあ
まりにも単調な景色になってしまいますからね。    


12月2日(日)

だいぶ冷え込みが続いているので、湖も凍っていて氷も
厚くなっていますね。湖畔近くは乗っても大丈夫なとこ
ろがありますから。氷が張り始めるとオジロワシやオオ
ワシの姿も見やすくなります。今日も夕日に輝く氷の上
にのっていました。警戒心が強いので遠くにいるのです
が、やっぱり迫力ありますね。彼らの姿を見ると、冬に
なったという気がしますね。            


12月3日(月)

今朝は伊藤サンクチュアリに出かけてみましたが、誰かの
せい?で日が昇る頃には雲が出てきて残念ながら朝日は雲
のかなたでした。でも、そのときわずかですが日輪らしき
ものが出ていました。このときにタンチョウが飛んでくれ
ればよかったのですが、そううまくはいきませんね。雪の
予報が出ていたので、明日は雪景色を期待できるかな? 


12月4日(火)

だいぶ冷え込みも強くなり、氷もあちこちで見られます
ね。春採湖の湖面もしっかり凍っていて、湖畔のあたり
はいろいろな模様を見ることができました。この模様も
巨人が立ち上がっているようなイメージで見えます。じ
っくり見ていると、他にもいろいろなものがあって楽し
かったです。雪が降ってしまうとこのような模様も隠れ
てしまうので、それまでの楽しみですね。      


12月5日(水)

今朝は冷え込んでくれたおかげで、たくさんいいカットが
撮影できました。いつもこうだといいですね。午後からは
宇登呂へ行って長芋をいただいてきました(笑)。しかし
もうオホーツク海側は雪景色になっていて、だいぶ気候が
違うものです。曇天かと思っていたら、帰り際に夕日が少
しだけ顔を覗かせてくれて、たくさんのカモメ?が舞って
いました。そういえば、まだサケは遡上しているものがい
て氷の下を泳いでいましたよ。溺れないのかな?と一瞬考
えてしまいましたが、エラ呼吸ですよね。       


12月6日(木)

今朝もマイナス15度と冷え込んでくれました。このくらい
冷えると川からは気嵐が立ちのぼり、とてもきれいな景色
になりますね。霧氷もビッシリついていて9時くらいまで
は楽しむことができます。このところ、川の周辺ではサケ
などを食べているのか、オオワシの姿もよく見かけます。
タンチョウやハクチョウなどの姿も多く、どんな生き物と
会えるのか楽しみですね。これも釧路エリアならではの気
候と景色ですから、じっくりやってみたいともいます。 


12月7日(金)

冷え込みも少し緩んでしまいました。といっても川の近くで
は立派な霜ができています。しかし、不思議ですね。霜が溶
けるときって、滴ができるわけでもなく小さくなって最後に
は消えてしまうんです。これは空気が乾燥しているためどん
どん蒸発しているのでしょうか。朝できて日が高く昇るまで
のはかない美しさですね。               


12月8日(土)

今朝もよく晴れて元気な太陽が昇ってきました。ただ気温
は思いのほか高く、残念ながら霜はちょっとついていただ
けでした。こうなると陽射しがないと平凡な景色になって
しまうので、こういった太陽が頼りです。その後、湖畔で
氷なども撮影していましたが、10時頃には雲が出てしまい
どんよりとしてしまいました。16時にはもう日暮れという
暗さになってしまうのですから、やっぱり晴れがいいです
ね。でも、雪も降って欲しいですね(笑)。      


12月9日(日)

今朝は残念ながら雲が多くて太陽は姿を見せてくれません
でした。ところどころ雲の切れ間もあって期待したのです
がダメでしたね。ちょっと雪も降ってかろうじて地面の上
も白くなる程度だったので、いい景色が見られると思った
のですが。でも、夕方には太陽も出てきてくれて、きれい
な夕景を見ることができました。もうすこし高い雲があれ
ば、最高の夕焼けになったでしょうね。天気が思い通りに
いかないのは仕方ないですが、ガソリン代の方がたまりま
せんね・・・。                   


12月10日(月)

伊藤サンクチュアリへ修行しに行ってきました。今朝も
ピーカンで太陽が昇ってからはなかなか苦戦をしいられ
ます。大砲となるような延長フードを作った方がいいと
思っていますが、こういうゴーストなどがでても朝の雰
囲気を表現するにはいいと思いますし、難しいところで
す。あとはやっぱり自分の腕でしょうか・・・。なかな
か納得いく形で撮影をすることができないでいます。 


12月11日(火)

今朝も冷え込んで湿原は真っ白になっていました。なか
なかいい冷え具合でしたね。霜がビッシリついた景色は
とてもきれいなのですが、撮影はけっこう難しいです。
順光だと霜がついているのかよく分からないし、朝の逆
光は太陽の光がまともにレンズに当たるのでゴーストを
防ぐのが大変です。今日はシカ道を撮影していますが、
ここにシカの姿が普通に見られるようになるのはもう少
し先になりますね。                


12月12日(水)

タンチョウの吐く息が真っ白でなかなかきれいでした。
川の方は冷え込みがあと一歩足りず気嵐もいまいちで、
ふつうの景色となってしまいました。今朝は標茶でマイ
ナス14度となっていたので、あと少し冷え込んでくれれ
ば劇的に景色が変わるのですけどね。今年は雪が遅れて
いてタンチョウの動きも例年とは違うということです。
きれいな景色の中でタンチョウの美しい姿を撮影したい
ですね。                     


12月13日(木)

約1年ぶりに芦川へ行って来ました。庭はだいぶ草が伸
びて荒れていましたが、ちょっとだけ草むしりをして帰
ってきました。去年はあまりカキの実はならなかったの
ですが、今年は沢山なっていました。分かっていれば早
めに行って収穫してきたのに。渋柿なので鳥もまったく
手を出さないカキですが、干し柿にすればそれなりに食
べられるようになります。次に芦川に来る時はサクラの
シーズンかな。                  


12月14日(金)

こちらも久しぶりの神代植物公園。まだところどころモミジの
紅葉が楽しめます。北海道では10月下旬には終わっていたので
一月半の季節差があることになりますね。もうロウバイも咲き
始めていて、秋から冬へのバトンタッチも準備できているよう
でした。それにしてもさまざまな色彩があるというのは、やっ
ぱりいいですね。完全な冬景色を見慣れてしまうと新鮮に感じ
られます。                       


12月15日(土)

今日は教室でした。なかなか個性的なメンバーが揃ってい
て、写真を見ていても面白いですね。少しずつですが、ミ
ニ写真集なども出来ていて、この先も楽しみです。教室が
始まる前に近くの公園で撮影していたのですが、都心の小
さな公園とはいえ、いろいろな鳥がやってきていますね。
写真のムクドリの他、オナガやシジュウカラ、ヒヨドリ、
スズメ、カラスなどの姿が短時間の中で見られました。都
会に適応(依存?)してる鳥もかなりいるものですね。 


12月16日(日)

新宿御苑を一回りしてきました。新宿門から入るとすぐ近く
のモミジは終わってしまっていましたが、奥の池の周りはま
だきれいなところがありました。その中で、エノキが季節を
間違えたのか青々とした葉を出していて、根本を探してみた
らゴマダラチョウの幼虫がいました。都心の公園ではありま
すが、いろいろな生き物が住んでいるんですね。最近は公園
も手入れしすぎていてつまらなくなってしまうところが多い
ですが、生き物が適度に住める環境は残して欲しいですね。


12月17日(月)

北海道へ戻ってきました。不在の間に釧路エリアも雪が積もる
のではないかと思っていましたが、ぜんぜん積もっていません
ね。雪がちらつくことがあっても、積もらずにすぐ溶けてしま
うようです。気温は低いので川の方はだいぶ凍りついていまし
たけどね。しかし釧路湿原、広いですね。空港からの帰りに横
断道路を抜けたのですが、なかなか横断できない。山頂が見え
るのに、いつまでも登りが続いている感じですね。おかげで夕
日には間に合いませんでした・・・。           


12月18日(火)

今朝も良い冷え込みでした。霧氷がビッシリとついて景色が
輝いていましたね。家の近くの釧路川沿いは、一面真っ白の
景色になっていました。霧氷の景色は雪が積もるのとはまた
違っていて独特の雰囲気がありますね。しかし、ほんとうに
雪はいつやってくるのでしょうか。北海道も温暖化の影響で
雪の質が変わっているということですから、まったく予想が
できない状態です。                  


12月19日(水)

冷え込みが続いていて、湖畔の氷もかなり厚くなっていま
す。盛り上がって割れている部分の暑さを見ると10cmくら
いありますね。この部分だけなら人が乗っても大丈夫なの
でしょうけど、ギシギシと氷が動く音がしていてちょっと
怖いですね。でも、この大きな氷の板も動いているんだと
思うと、けっこう感動します。自然の姿を見つめてみなけ
れば気がつかない地球の声ですよね。         


12月20日(木)

屈斜路湖は湖自体が大きく深いためにまだまだ凍らないです
ね。湖面に薄氷は張っていたものの、ハクチョウが泳ぎなが
ら割れる程度でした。今朝もピーカンだったので、日が昇る
につれて対岸の山が赤く染まりきれいでした。雪がしっかり
と積もっていれば、いっそう鮮やかな色だったでしょうね。
この冬も凍らないなんて事がないように願いたいです。  


12月21日(金)

そろそろクリスマスというのに釧路エリアはまったく雪が
降る気配がありません。おかげで氷につつまれた景色を撮
影することもできるのですが、ちょっと寂しい感じです。
シラルトロ湖ではヒシクイが川の流れ込みにできた水面に
たくさん集まっています。ときどきハクチョウの後ろをつ
いて泳いでみたり、観察していると面白いですね。   


12月22日(土)

非常に珍しい四角い太陽と出会うことができました。しか
も、定番の別海ではなく標茶町で。こういう出会いを待っ
ていたんですよねぇ。しかし、もっと余裕を持って撮影で
きればよりいい写真にできたのに、まだまだ修行が足りな
いです・・・。風景写真もまだ見逃されているたくさんの
いい景色があるということですね。私にとっては、初の新
聞掲載写真となりましたよ。             


12月23日(日)

しばらく晴れが続いていた釧路地方。すこし雲が出てき
ました。朝も日の出の方向に雲がかかりぼんやりとした
太陽が昇ってきた感じでした。霧氷はあちこちに見られ
たのですが、光がなくパッとしないので音羽橋でタンチ
ョウを見てきました。日の出後しばらくで飛び立ってく
れるので、撮影のチャンスは多い感じです。これからど
んどん人も多くなるんでしょうねぇ。でも、秋に鶴居村
ボランティアのメンバーが河原のヤナギなど灌木を切っ
てくれたので、撮影しやすくなっていますよ。    


12月24日(月)

街に近い釧路湿原、夕日がきれいだったのですが建物が多
くてなかなか絵にしにくい感じでした。釧路川の下流域は
開発されて住宅街になっていますから仕方ないのですけど
ね。しかし、標茶と釧路ではかなり気温が違います。とき
には10度くらい違うことも。距離にして50Km少しといった
差なのですけど、かなり違ってくるものですね。東京なら
新宿と高尾山くらいの感じかな。           


12月25日(火)

釧路川の川沿いをよく見ていると、まだオオワシの姿が見られ
ることがあります。警戒心が強くてなかなか近づくことができ
ないのですが、川に打ち上げられる鮭などを食べているのでし
ょう。十勝川の方では、ワシのなる木といった状態になるほど
たくさん集まっているところもあるそうです。昔はワシの分布
はどうなっていたのでしょう。一度調べてみなければ。   


12月26日(水)

旭川の方は冷えたようですね。この冬初のマイナス25度以下
を記録したようです。ダイヤモンドダストが見られたところ
もあったみたいですね。寒いけど、楽しいんだろうな・・・
釧路エリアは相変わらずのピーカン続きで、さすがに景色の
変化が乏しく困っています。林道に入っていったらエゾライ
チョウの姿は見られましたが、飛び立つまで気がつかずに撮
影できなかったし。新規に開拓が必要ですな。      


12月27日(木)

ここしばらく塘路方面ばかりに出かけていたので、摩周湖や
弟子屈方面に行ってみました。朝は雲が多くて釧路湿原エリ
アはイマイチな感じだったというのもありますけどね。摩周
湖では一部雲が焼けてくれたものの、雲が少なくて迫力不足
でした。しかし、弟子屈周辺は霧氷がついていてなかなかき
れいな景色がありましたね。ちょっと雲が出てきて光が弱く
なってしまったのが残念でしたが、これもまた一期一会の出
会いなので仕方ないですね。              


12月28日(金)

美幌峠に上がってきました。雲が多く朝日は見られないかも
という状態でしたが、ぼんやりと雲の向こうから柔らかな太
陽が昇ってきました。スカッと晴れた日もいいですが、こん
なやさしい夜明けもいいですね。その後、陽射しも少し強く
なり湖面に美しい写り込みを見せてくれました。天気が悪い
ように見えても出かけてみる事が大切ですね。写真はその場
にいなければ写せないですから。            


12月29日(土)

待望の雪がやってきました。ただこちらでは日中は思ったほど
の積雪とならず、明日に期待といったところでしょうか。東京
の雪のように湿っている上に夜には雨に変わるそうなので、溶
けてしまわないか心配ですが。湿原などを回ってきましたが、
天気が荒れるということであまり動物たちの姿は見られません
でした。雪が積もると、これまでとは動物たちの動きも変わっ
てくると思いますので、少しは姿を見やすくなると思っていま
す。景色も大きく変わるので、楽しみですね。       


12月30日(日)

すごくきれいな雪景色を期待していましたが、夜中にすこし
みぞれでも降ったようで、積雪は10cm程度しかありませんで
した。なんとか景色は白くなってくれた感じで、溶けてしま
う前にと慌てて撮影してきました。やっぱり白い景色の中に
いる動物たちはきれいに見えますね。またしばらく晴れが続
くようなので、明日いっぱいの楽しみでしょうか。もちろん
大晦日も撮影です(笑)。               


12月31日(月)

今年の締めくくりはタンチョウの鳴き合いです。アイヌに
はカムイとして崇められていた存在で端鳥でもあったので
すが、最近はすっかり人前に姿を見せることにも慣れてし
まったようです。1年を通してその姿を見ていると、すっ
かり人に依存して生きるようになってしまった感じもしま
すが、それでも釧路湿原のもっとも象徴的な生き物ですか
ら大事に見守っていきたいですね。年末年始はタンチョウ
の声を聞かないと過ごせない人達が、続々と集まってきて
いますよ。