美幌峠で撮影した雪煙ですね。朝日に照らされて細かな雪が舞っている様子を捉えています。画面上には明るい部分 があって、太陽は写っていませんが朝日を感じられる写真ですね。このシーンの難しいところは、肉眼では雪煙がも っと見えているのですが、写真にすると分かりにくくなってしまうところですね。画面下に形のはっきりした風紋が 写っているため、視点はこちらに寄せられてしまう感じがします。もっと雪煙がはっきり見えていればこの構図でも いいと思いますが、このくらいの写り方では風紋を入れないような構図のほうがいいと思います。また、こまかな飛 び散る雪を見せるには、大きなサイズにすることが必要ですね。