濤沸湖で撮影したキタキツネですね。中州の上に乗ってこちらの様子を伺っているように見えます。ハクチ
ョウやカモもたくさんいて、濤沸湖の様子も伝わってきます。このシーンで難しいのは、中州の倒れた葦が
見えているあたりが黒っぽく面積も大きいために目立ってしまうことですね。キタキツネも形がわかりやす
いように捉えられていますが、目線が黒いところにいってしまうのが惜しいところです。でも、冬の雪原で
暮らすキタキツネの様子を捉えた写真としていいと思いますよ。キツネが歩いているところのほうが、姿を
わかりやすく見せられたのではないでしょうか。