Diary
1月26日
高麗川にカワセミを撮りに行ってきまし た。ちょっと天気が悪かったのですが、 姿は見ることができました。でも、ちょ っと遠かったです。500mmに2倍のテレコ ンを付けても、まだ小さい。以前はかな り近くまで来てくれることもあったので すが、今日はダメでした。 これは、シメという鳥です。そんなに珍 しい鳥ではないと思います。冬の時期は 花が少ないので、こういった被写体も貴 重です。でも、動きが速く近づきにくい ので、撮るのは難しいです。 今晩は雪が積もりそうです。道路がダメ にならないといいなぁ。東京近郊はちょ っとの雪でも慌てるからねぇ・・・。
1月25日
1Dのテスト撮影してきました。使った感触は、 1Vそのままで気持ちいいです。私の1VはDP なので、巻き上げのリズム感は1Dの方が上とい えます。 そして、D30のように書き込みのために待たさ れることがないので、ふつうのカメラと同等に扱 うことができるのもいいところです。ただ、露出 の感覚は、D30に近いです。フィルムで撮影す るのと同じ露出補正ではダメなようです。これは しばらく使って慣れるしかないですね。 で、これが本日撮影した画像です。宝登山のロウ バイで、ちょうど満開でした。雲一つない青空を バックに、気持ちのいい1日でした。 ミノルタに行ったM先輩とバッタリ会って、話込 んでしまいました。10時半頃顔を合わせたのに、 気が付いたら午後の2時になっていました。それ までほとんどシャッターは切らずじまい。先輩も 4カットしか撮らなかったといっていました。 午後から慌ててシャッターを切ったのですが、風 も弱く雲もなく、人も少ないという絶好の撮影日 和でした。宝登山のロウバイを撮るなら今がチャ ンスですよ。 えっ、雪降るの!? 降ったときならいいですけど、その後は地面が グシャグシャになりますから、長靴が必要です。 行かれる方は、気を付けてください。
1月24日
ついにEOS−1D届きました。これで、本格 的にデジカメで昆虫を撮ることができるように なります。これからしばらくは、花や風景、鳥 などが被写体となりますが、暖かくなって野の 花がたくさん咲き始めたら、いろいろやりたい ことがあります。 まだ、バッテリーの充電中でまったく動かして いない状態ですが、明日からテストを始めます。 これに合わせてマイクロドライブを購入したり 準備も進めてきました。バッテリーの持ちによ っては、道東に行く前に予備バッテリーも必要 になるかもしれません。 これから少しずつ1Dのレポートもここでやっ て行きますので、楽しみにしていて下さい。
1月21日
大変です。 自然写真家の岡田昇さんが遭難しました。 ニュースによるとすでに2週間近くが経過し ているそうで、心配です。 岡田さんの体力と気力を持ってすれば、自力 で下山ということも期待したいところですが、 ここしばらく穂高は天候が荒れているという ことで、捜索も難航するほど。またちょっと 無謀な探検話を聞かせてくれることを願って 無事を祈っています。
1月18日
東京に戻ってきてから、アッという間に10日 が過ぎてしまいました。片づけや仕事に追わ れていて忙しい毎日です。 私の先輩でもある写真家の藤田一咲カメラマ ンが本を出版しました。といっても、昨年の 発売で今更ながらの紹介で怒られてしまいそ うですが・・・。 「絶滅危惧種を見に行く −滅びゆく日本の動 植物たち−」というタイトルです。絶滅危惧 種の保護されている施設などをたんねんに取 材して回っています。じっくり見ていくと、 日本の自然の姿が見えて決ます。もう出会え ない動物などもいますが、やはりいつまでも 自然とうまく共存していきたいですね。 さて、私のHPもそろそろ90000カウント。 またオリジナルプリントのプレゼントをやり ます。カメラマンEX誌でもオリジナルプリ ントプレゼントがありますので、そちらも応 募してください。
1月8日
とりあえず、無事に戻ってきました。 ということで、今日はこれにて。
1月7日
今日で北海道ともお別れです。約2週間の撮 影行でしたが、アッという間に終わってしま いましたね。このくらいの期間なら、時間さ えあれば、いつでも出かけたいところです。 今日は鶴居で昼まで粘っていましたが、はた して思い通りに写っているのか?。デジタル は結果を見れるけれど、銀塩は分からないで すからねぇ。 午後からは、苫小牧をめざしてひたすら走り ました。ただ、北海道の道は信号がほとんど ないに等しいので、東京の都市部を走るのと は進める距離が全く違います。だいたい1時 間で50kmは移動できますから、釧路から苫小 牧まででも、約6時間ほどです。 これは、途中で撮影した夕焼けです。夕日が 撮れると思ったのですが、雲の中に隠れてし まいました。でも、南国の夕焼けを思わせる ような、すばらしい色でした。 この調子で東京に戻ると、イライラするんで すよねぇ。動いたと思ったら、すぐに止まら ないといけないんですから。 うーん、それに仕事も待っている・・・。 やっぱり帰りたくないなぁ(笑)。 数年先の、東京脱出計画、本気で考えてみよ うという気になりますね。いつでも自然の中 で過ごすというのが、最後の夢ですから。
1月6日
5日は早朝は撮影したものの、午後からは根 室に住んでいる写真専門学校時代の友人と久 しぶりに会ってきました。根室となると、こ ういった機会がないと、なかなか行けないで すからね。 その友人M氏は、現在は写真とは遠ざかって しまっていたものの、去年自然観察員の資格 をとって今年から本格的に活動を始めるとの こと。夕方には、春国岱を案内してもらいま した。その日は、オオワシ、オジロワシなど が見ることが出来ました。 これが春国岱の景色です。トドワラよりも、 ずっとこっちの方がいいと思いました。ただ 毎年樹が立ち枯れていっているそうで、どん どん景色が変わっているということです。興 味のある方は、早いうちに足を運んでくださ い。 で、今日は日の出の時間は摩周湖にいました。 でも、第一展望台からだと、太陽の位置がよく ないのですね。あまり気に入った写真にはなら なかったです。
なんとなく、摩周湖かなという写真ですよね。 このあと太陽が雲に隠れてしまって、撮影を断 念。屈斜路湖のハクチョウを見に行っても飛ん でくれるのですが、やはり曇ってさえない感じ です。 それから一気に鶴居村に移動してタンチョウを 撮影しましたが、雲が多いせいかカメラマン の数も少なく、どうもさえない1日でした。 いよいよ明日の夜にはフェリーに乗ります。 うーん、帰りたくないなぁ。このまま居着い ちゃおうかな・・・。
1月4日
今日は欲張ったためにずいぶん失敗しました。 デジカメ、645、500mmといろいろカメラを 用意していたために、シャッターチャンスをの がしてしまいました・・・。 まあ、おかげでうまくいったものもありました が、撮れなかったというのは悔しいです。とく に隣の人がカシャカシャカシャ!!と軽快にシ ャッター音を響かせているとね。 ちなみに今日の1枚は、タンチョウヅルのダン スです。800mm相当の画角でも、かなりトリミ ングが必要な距離でした。でも、たくさんの鶴 が集まってくる場所では、まわりにほかの鶴が 入らない条件というのは、なかなか難しいんで す。本気で撮ると、イメージしているものだけ でも数年はかかりそうです。 失敗したのは、同じ場所に行けば撮れるような ものなのですが、同じ写真ばかりというのもつ まらないので、明日は霧多布岬へ向かってみま す。せっかく出かけてきたのですから、いろい ろな場所を、自分の目で見ておきたいですから。 いまは厚岸にいますので、朝は1時間ほどで霧 多布岬に着けるはずです。日の出1時間前に到 着するとなると、余裕を持っても4時頃には出 発しなければいけませんね。明日はまた寒気が 入ってくるというので、朝霧が期待できそうで す。
1月3日
丸1日、鶴居村周辺で撮影していました。北海 道西部や近畿あたりでは大雪で大変なようです が、道東は気持ちよく晴れていました。 朝は定番の鶴の寝床の撮影です。何度も行って いますから、違ったところとも思うのですが、 つい足が向いてしまいますね。今日はたくさん のタンチョウヅルが集まっていて、飛び立つ姿 はなかなかきれいでした。ちなみにこの画像は 日の出の頃のものです。 その後、鶴見台、伊藤サンクチュアリと移動し て、夕方は釧路湿原の中で夕日・夕焼けを撮影 しました。風もなく暖かい1日でした。 とはいっても、カメラを外に出しておくと冷え てバッテリーがとたんに弱くなってしまいます。 ときどき手で暖めたりしてごまかしながらの撮 影です。とくに、動体予測AFやISを使うと アッという間にバッテリーがネを上げます。予 備のバッテリーは必需品です。 この撮影旅行中も、デジタルカメラやパソコン 携帯電話の充電は日課です。できるだけサブバ ッテリーに負担がかからないよう、移動中にす るようにしていますが、間に合わないときには 車内で充電します。これからデジタルカメラが 主流になると、こういったサブバッテリーは必 需品になってくるでしょうね。 明日もタンチョウヅルを撮影する予定です。
1月2日
本日は、阿寒湖、屈斜路湖のあたりをウロウロ していました。阿寒湖のあたりでは、あまりめ ぼしいものもなく、その後、屈斜路湖へ。こち らにはハクチョウがいて、いくらかシャッター を切ることができました。 でも、どこにいてもハクチョウはハクチョウで す。顔見知りのハクチョウがいるわけでもなく きれいな景色だなぁと感心しているばかりです。 この場所は、温泉が流れ込んでいて、湖面が氷 結しないのと、18年も前から餌付けしているの でハクチョウがやってくるということでした。 本当なら今頃は本州に渡っていないとおかしい のですよね。ハクチョウは餌につられるという のは本当にようです・・・。 今日の1枚はスズメ君?です。屈斜路湖の湖畔で 太陽が山の陰に入ってから撮影したものです。 感度をISO1600にしてあるので、ちょっと荒い画 像になってしまいました。寒いよ〜とでもいっ ているのでしょうか。わざわざ北海道に行って スズメ写さなくっても・・・と思っている人も いるかもしれませんが、しばらくこっちにいる とスズメもハクチョウもタンチョウヅルも同じ です。 もうちょっと風景をと思っていましたが、どう しても生き物に目がいってしまいますね。意識 して風景も狙ってみるようにしたいと思います。
1月1日
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
納沙布岬から撮影した初日の出です。おもちが ふくれたようになってしまいました。もっと冷 えこんだりすれば、四角い太陽とかも見れたの かもしれませんね。
こいつは、ミヤマカケスという鳥です。鳩 くらいの大きさで、けっこう近くまでやっ てきます。エゾジカもたくさんいましたが すでにアップしているので、また機会に。 宇土路まで移動しましたが、流氷はすで に彼方に移動した後。海は真っ青に広が っていました。残念。 いや〜、ちょっと悔しかった元旦です。 1日で400kmも走りましたよ・・・。