Diary



4月1日(水)


新潟でもサクラが咲き始めています。今シーズンは東京や山梨ではとっくに
満開になったと聞いているので、あまりサクラは見られないかと思っていま
したが、無事に見ることができました。この後どのくらいで満開になるのか
わかりませんが、どこかで良いサクラに出会えるかもしれません。サクラを
見るとホッとするというか春を感じますね。              



4月2日(木)


いつも移動途中に寄る滝を見てみると、周りにたくさんムラサキハナナが咲
いていました。朝から雨だったせいで花は下を向いてしまっていましたが、
いつもと違う表情を見ることができました。同じ場所でもちょっと時期をず
らして見ると、新しい発見がありますね。毎年同じ写真しか撮っていないと
感じている人は、時期をずらしてみると良いと思います。        



4月3日(金)


群馬ではサクラが満開のところが何ヶ所もありました。青空も広がってくれ
たので、気持ちよく見ることができました。景色として良い場所もたくさん
あったのですが、車を停められないので諦めたところも多いです。土地勘が
あればもっと思い通りに撮れるのだと思いますが、こういう行き当たりばっ
たりでの撮影も面白いです。                     



4月4日(土)


10代から20代の若い頃に撮影していた場所を見に行ってみました。30年も
経つとだいぶ変わってしまったところが多いですが、意外と良い状態で残っ
ているところもあって面白かったです。このキジは警戒しながらも30分ほど
姿を見せて遊んでくれました。また機会があれば、時期をずらして寄ってみ
たいと思います。                          



4月5日(日)


今日の勉強会では、サクラがピーク過ぎとなっていたので、サクラの時期の
ちょっと違う視点で被写体を探して勉強しました。この時期だけのサクラと
は違うものを見つけられるようになると、撮影の幅が広がりますよね。最後
には強い風が吹いてきて、桜吹雪も見られました。こういった瞬間を逃さな
いで撮れるようになるのが理想ですよね。何よりまずは体験が必要なので、
一緒に撮りながら、ひとつずつ覚えていって欲しいと思います。     



4月6日(月)


やっと山梨に入って、アジトへ行く前に撮影していました。時間的に中途半
端でしたが、テントウムシがツツジの葉の上で待っていてくれました。今回
はあまりゆっくり撮影している時間がなく、慌ただしく移動しているばかり
ですけど、それぞれの場所でそれなりの出会いがあるのが嬉しいです。この
ような小さないきものに呼びかけられるのは、なおさら嬉しいですね。  



4月7日(火)


アジトの前にあるシダレザクラが満開になっています。きれいだなと思って
見ていたら、ジョウビタキがやってきました。秋にも姿を見たように思いま
すが、その時は撮影させてもらえませんでした。でも、今回はちょっとだけ
時間をくれたので、良い感じに撮影できました。同じ場所で出会えるいきも
のの姿って、何度も見られるとホッとしますね。            



4月8日(水)


タイミングよく、満開のサクラと富士山を撮影できました。スッキリと晴れ
ていたので、富士山もくっきりと見えていて撮影日和でした。朝は氷点下に
近い気温でしたが日中はかなり暖かくなり、動きやすかったのもよかったで
す。ただ、観光化のせいか邪魔なものも増えていて、良いところがあっても
絵にできないところも増えていて、なんだか残念でした。        



4月9日(木)


新緑の渓谷を歩いてみました。標高によってだいぶ様子が違うのですが、微
妙に違う新緑の色やミツバツツジなどがあって、色とりどりです。サクラが
残っているところもあるかと期待していたのは外れましたけど、楽しく散歩
することができました。やはり車でさっと移動するよりは、ゆっくり歩きな
がら景色を見るのが楽しいですね。                  



4月10日(金)


シジュウカラがけっこう近くで逃げもせずに囀っているなと思ったら、タカ
の姿があったので警戒していたようです。茂みの中では巣立ったばかりの幼
鳥が元気に食べ物を探していていたので、そちらの方が気になっていたので
しょう。幼鳥も動きは拙いものの、姿はもう親と変わらないくらいでした。
まだ警戒心は薄いので、これからいろいろなことを覚えて無事に育っていっ
て欲しいと思います。                        



4月11日(土)


一週間経つと東京ではもうサクラも終わっている感じで、春紅葉がきれいで
した。もちろんモミジの若葉もきれいな色をしていて、新緑の季節に移り変
わっていました。同じところでも時期がちょっとズレるとまったく違う印象
に見えて、面白いですね。それにしてもこの時期で気温は27℃となっていて
夏はどうなるのか心配です。                     



4月12日(日)


新潟もサクラはピーク過ぎとなっていて、オオシマザクラが見頃という状態
でした。もうアオジもやってきていて、元気に囀っている姿が見られて春を
実感しました。他にも毎年見ているジョウビタキやオオタカの姿もあって、
このところの異常気象に負けずに元気にしているようで、ホッとしました。
こういういい環境のところは大切にしたいですね。           



4月13日(月)


慌ただしく北海道に戻りました。今回は移動しているばかりで、落ち着いて
撮影できなかった感じがします。出かけるときに見かけたフクロウはまだ同
じところにいて、迎えてくれました。今日は近くをリスがウロウロしていた
せいか目を開けていました。動きを追っていたので襲ってしまうのかとしば
らく見ていましたが、それはなかったです。動きの活発になる夕方だったら
危なかったかもしれないですね。                   



4月14日(火)


春になって木も活動を始めていて、シラカバの木が樹液を流していました。
そこにエルタテハが樹液を吸いに集まってきていました。朝は氷点下でした
が、日中は暖かくなっていてあちこちで越冬から目覚めたチョウの姿を見か
けました。カタクリが咲いているところもあるので、ヒメギフチョウもすぐ
に活動を始めるでしょうか。サクラの開花も早くなっていて、なんか落ち着
かない感じです。                          



4月15日(水)


二週間ぶりくらいにアオサギのコロニーの様子を見てきました。前回に比べ
てアオサギの数が少ないように見えたのですが、もう抱卵を始めていて、卵
を温めて巣に座っているとその姿が見えなくなるからでした。巣はできてい
るのにひっきりなしに木の枝などの巣材を運んでいて、雛が孵る前から巣を
大きくする準備もしているようでした。きっと雛が孵ったら、すごい勢いで
成長して大きくなるのでしょうね。                  



4月16日(木)


ミズバショウが見頃になってきました。あちこちで白い花を咲かせていて、
もう葉が大きくなっているところもありました。この冬は雪が少なかったせ
いで早くから咲き始めていたようです。ただ、乾燥化が進んでいてだんだん
少なくなってきているという話も聞きました。湿原の水位も低く山の雪もな
くなってきていて、天候の変化を感じます。              



4月17日(金)


久しぶりにエゾリスの姿を見られました。長いこと見ていた場所では、カラ
スが増えたからかあまり見られなくなって気になっていましたが、元気な姿
が見られて良かったです。このところ、エゾリスに限らず今までと違う行動
パターンになっていて、心配になることが多いです。人間社会も変な行動が
目立ってきていて、何か変な世の中になってしまいましたね。      



4月18日(土)


思いがけずクマゲラに会うことができました。森を歩いていたら雨が降り出
して引き返していたところでしたが、声を聞いて眺めていたら近くにやって
きてくれました。気温も低く風があってあまりいきものの姿が見られなくて
諦めていたところだったので、可哀想に思って出てきてくれたのでしょう。
このところ諦めた後に何か起きることが多いですね。そんなに必死にならな
くてもいいということかもしれません(笑)              



4月19日(日)


晴れていたものの風が強く、森の中ではササがうるさいくらい音を立ててい
ていきものの気配も感じられないくらいでした。ほとんど散歩という感じで
森を歩いていたら、風が当たらず日当たりのいい開けたところにはチョウが
集まっていました。エルタテハやクジャクチョウなどのほか、春のチョウで
あるコツバメの姿もありました。このような季節を感じられるいきものとの
出会いは嬉しいですね。                       



4月20日(月)


シマリスも冬眠から覚めて動き出しているようです。この冬は早いタイミン
グで地面が氷に閉じ込められていたので、無事に冬眠できるか心配していた
ところで、元気な姿を見られて良かったです。まだ眠気がとれていないのか
しばらく遊んでくれたあとはうつらうつらして丸くなっていました。植物も
だいぶ増えてきたので、早く元気を取り戻して欲しいですね。      



4月21日(火)


午前中は激しい風雨となっていましたが、夕方近くなってから晴れ間が戻っ
てきたので近所の様子を見てまわりました。今日はカツラの赤い若葉が印象
的だったので重点的に撮影していました。いつも気になっていながら他のも
のを撮りに出かけていて、ちゃんと撮影していなかった気がします。この色
が見られる期間はごく短いので、しっかり見ておきたいですね。     



4月22日(水)


オシドリの仲睦まじい姿が見られました。カモの仲間はペアでいることが多い
ですが、その中でもオシドリのペアはオスメスの立場が見えることがあって、
見ていても面白いです。基本的にオスがメスに寄り添うようにしていますけど
ときにはオスが威張っていることもありますね。どんな会話が成立しているの
か想像しながら見ていると飽きることがありません。           



4月23日(木)


つい先日見にいった時はまだ卵だったのに、もうオタマジャクシが孵ってい
ました。雪が少なかったせいか湿地の水も少ない感じで卵を産まれたように
見えなかったところでも、たくさんのオタマジャクシがいて、野生の力強さ
を感じました。ただ、今日は小鳥などの姿は少ない感じがして、ちょっと寂
しい散歩になりました。                       



4月24日(金)


気温が上がらず肌寒い一日でした。森を歩いていたら、エゾライチョウの姿
がありました。ペアでいたので、これから抱卵に入るという感じでしょう。
雛が孵ればたくさんの子供たちを連れている姿が楽しみです。なかなか出会
えるチャンスが少ないですが、また機会があることを願っています。自然の
中での出会いは本当に貴重ですね。                  



4月25日(土)


湿原の様子を見に行ってみたら、まだちょっと緑が出てきているくらいで、
これといった出会いもありませんでした。寒いので引き返していたら、アカ
ゲラのドラミングの音が聞こえてきて、そこに向かっていったら、ハイタカ
の姿がありました。下を見ていたのでネズミでもウロウロしていたのでしょ
うか。このあとウグイスの姿も遠かったけれど見ることができて、少しだけ
春を感じることができました。                    



4月26日(日)


東京はすっかり新緑の景色です。実家近くを歩いて回ったのですが、虫たち
の姿があまり見られません。ツツジが満開で、こんなところにアゲハチョウ
でもきてくれればと思ったものの、アリの姿さえないような感じです。ウロ
ウロして、ハルジオンが咲いているところでクロハナムグリやヤブキリの幼
虫が見られました。見た目に自然ぽい景色は残っていても、いきものの姿が
見られないのは寂しいです。                     



4月27日(月)


朝のうちはけっこう激しい風雨でしたね。ちょっと撮影に出てみたものの、
暗くてびしょ濡れになりそうだったので、早々に退散しました。昨日は元気
に咲いていた花も、下を向いてしまったものが多かったです。それでも夕方
には見事な虹がかかり、ニュースになっていましたね。いい場所にいれば撮
影したかったところです。                      



4月28日(火)


慌ただしく北海道に戻ると、地元ではキタコブシが咲いてすでにピーク過ぎ
のようなコンディションになっていました。ハクモクレンくらい花が大きい
と迫力が出てくるのでしょうけれど、繊細な咲き方なのでちょっと寂しく見
えてしまいます。こうなるとエゾヤマザクラもすぐに開花となると思います
ので、楽しみですね。                        



4月29日(水)


ちょっと移動しましたが、エゾヤマザクラが咲き始めていました。このあと
晴れて気温が上がれば、一気に満開になることでしょう。GWのなか地元で
サクラの開花を気にすることになるとは思いませんでした。このあとしばら
くはすっきり晴れることが少ない感じなので、晴れたときに満開の姿を見せ
て欲しいですね。季節感がだいぶ狂ってきています(笑)。       



4月30日(木)


朝はベタ凪の雲海でまったく動きが見られなかったので、雲海が動き出すま
で3時間以上待っていました。日が高くなれば風も出て動きが出てくるかと
期待して待っていたのですが、結局いつものような時間になるまで雲海は動
かなくて、静かに消えていく感じでした。観光客もほとんどいなくて、ゆっ
くり景色の移り変わりを見ていられたのは良かったです。