2025年8月分
8月1日(金)
このところちいさな自然ばかりを見ているので、ちょっと気分転換したくな
って小さな池を見に行きました。相変わらず透明度の高い水が湧いていて、
きれいな景色でした。水辺にはちょっと花も咲いていて、この前見にきたと
きとはまた違う雰囲気でした。同じ場所も時期や時間をずらして見に来ると
新しい表情を見せてもらえますね。
8月2日(土)
だいぶ咲いている花も変わってきて、いまはキツネノアザミがピークになっ
ています。最近見に行っていなかった場所へ寄ってみると、そこはチョウの
楽園のような景色になっていました。よほどキツネノアザミが美味しいのか
すごい数のヒョウモンチョウが集まっていました。一度にこれだけ見たのは
初めてですね。なかなか壮観でしたよ。
8月3日(日)
気がつけばヒマワリ畑も見頃になっていて、暑くなる前に見に行ってみまし
た。昨年はぜんぜんチョウの姿がなく期待していなかったのですが、今年は
当たり年と言えるのかたくさんのチョウがきていて楽しかったです。ヒマワ
リはもうピークになっているので、もう少し早く見にくれば良かったと思い
ました。地元のヒマワリがまだツボミなので、まだだと思っていたんです。
8月4日(月)
すっかり晴れ間がなくなり、曇天が続いています。湖畔を歩いてみたのです
けど、今日はあまりいきものの動きがないように感じました。先日は元気だ
ったクロイトトンボも、風があたりにくい湖畔の茂みでじっとしているもの
が多かったです。とくに風が強いというほどではなかったのですが、先日と
何が違うのでしょうか。
8月5日(火)
午前中はけっこうしっかりと雨が降って、釧路市役所では地下室が浸水する
ほどだったそうです。おとなしく最近撮影した画像データをチェックしてい
て、午後からは予想外に晴れ間も出てきたので光を狙って出かけました。夕
日は見られなかったものの、天使の梯子かかかっていい景色が見られ、ちょ
っと気分転換できました。世界的に天候が変わってしまって、困ったもので
す。便利を追い求める生活を見直す時期だと思いますが、どうですか?
8月6日(水)
晴れ間が出てくれたので、先日見に行ったヒマワリ畑に行ってみました。し
かし残念ながらもうほとんどのヒマワリが下を向いてしまっていて、イメー
ジどおりにはならなかったですが、なんとか暑い夏の雰囲気で撮影すること
ができました。この夏雲も一瞬だけで、しばらく撮影していたら曇天になっ
てしまって、今年の撮影は一段と難しくなっている感じがしました。
8月7日(木)
一日しっかり雨が降りました。釧網線も止まっていたので、場所によっては
大雨だったところもあったようです。雨が弱まったところでちょっと近所で
撮影してみましたが、やはりいきものの姿は少ないですね。大粒の雨も降っ
たので、どこか雨の当たらないところに避難していたのだと思います。ちい
さないきものにとっては雨粒でも命の危険を感じることもあるでしょうから
たかが雨ともいえないですよね。
8月8日(金)
今日も変わりやすい天気でした。朝のうちはけっこう寒いくらいの気温でし
たが、日が差してくると虫たちや小鳥たちがいっせいに動き始めて、いろい
ろな姿を見せてくれました。その後、午後はかなり強いが雨が降り、雷も鳴
っていました。その雲が流れていくと、一瞬でしたが虹がかかってきれいな
景気に変わりました。これだけ目まぐるしく天気が変わると、どんな天気に
も対応できるようにしておかないといけないですね。
8月9日(土)
湿原の様子を見に歩いてみたら、クロスジギンヤンマが遊んでくれました。
私が縄張りの中に入っていたのか、何度も近くに来ては様子を伺っているよ
うでした。けっこうアップで撮れたので満足です。実は目的だったモウセン
ゴケの花は見つからず、イトトンボもぜんぜんいなくてちょっとガッカリし
ていたところだったので、嬉しかったです。湿原の方はだいぶ乾燥化が進ん
でいるように感じましたが、実際のところどうなのでしょうか。
8月10日(日)
気がつけば近所のヒマワリ畑も見頃になっていました。混雑する前にと早め
に行ってみたものの、気温が低いせいかひまわりにやってきていたのはミツ
バチだけで、あまりいきものの気配がありません。寂しいなと思ってしばら
くウロウロしていたら、陽射しが出てきて少しずつ虫たちが活動を始めまし
た。数は少ないもののチョウやキリギリスなども見られたので、これからし
ばらくは楽しめそうです。
8月11日(月)
虹が出るんじゃないかと期待して出かけてみたものの、残念ながら見ること
はできませんでした。このところ天気が変わりやすいのでチャンスなのです
けど、なかなか見せてもらえません。それでも刻々と変わる光や霧の景色が
美しくて、光がなくなるまで見ていました。あすもまた不安定な天気になる
ようなので、素早く動けるように準備しておきます。
8月12日(火)
森の中をウロウロしましたが、今日はなぜかいきものの気配が少なくあまり
撮影できないまま3時間ほど歩いていました。小鳥の鳴き声も聞こえないし
、ふだんはいて欲しくないアブさえいなくてどうしたのだろうと思って歩い
ていたら、最後の最後にオニクワガタが出てきてくれました。立派な顎をも
っていて動きも機敏な元気な個体でした。ちょっとだけ相手をしてくれて、
木の影に入っていきました。いい出会いが待っていてくれてよかったです。
8月13日(水)
すっきりと晴れたので森を歩いてみると、エゾリスが暑くてたまらないのか
風の通る木の上で休んでいました。お腹を木の枝や地面につける姿は何度か
見ているのですが、このような余分なところがどこにも触れないように工夫
しているのは初めて見ました。そこまで暑くは感じなかったですが、涼しい
休み方を発見したのでしょうね。最近の暑さには、何か工夫をしないと乗り
切れないということかもしれません。
8月14日(木)
オニユリが見頃になっていて、アゲハなどが蜜を吸いにやってきています。
今日もちょっと早くから待っていたら、陽射しが差し込んだタイミングで数
匹のミヤマカラスアゲハが飛んできました。朝一はお腹を空かせているよう
で、長い時間蜜を吸っていました。しばらくするとキアゲハもやってきて賑
やかになりました。このアゲハは翅に花粉をたくさんつけていて、あちこち
の花に移動するたびにうまく受粉させているんですね。自然はいろいろない
のちが関係して成り立っているんだと感じました。
8月15日(金)
雨の一日。そろそろタンチョウの子供も大きくなっていると思って近所を探
してみたものの、親子連れの姿は一組も見ることができませんでした。例年
だと数組は元気に親子で歩いているものですが、今年は不順な天候が続いて
いて、うまく育てられなかったということでしょうか。タンチョウの住んで
いる場所に人の手が入るようなことも増えていて、環境的にもあまり良くな
いことが増えています。タンチョウの数が増えたから何をしてもいいという
わけではないですから、うまく一緒に暮らしたいものです。
8月16日(土)
朝からすっきり晴れて雲ひとつないような青空が広がりました。このところ
長時間晴れ間が続くことが少なく貴重な天気なので、午前午後と2カ所を回
ってきました。しかし思うような景色にはならないもので、歩き回るばかり
でした。北海道の自然もずいぶん変わってしまったと感じることが多く、動
き方を見直さないといけないようにも思います。かといって、有名どころを
追いかけるだけではつまらないですし、難しいところです。
8月17日(日)
湿原ではミドリシジミが活発に動いていて、ハンノキの近くでたくさん見ら
れます。翅を開くと綺麗なブルーが見えるので、日向ぼっこをしているとこ
ろが見られないかとちょっと早めに行ってみたものの、気温が高めなことも
あって、ぜんぜん翅を開いてもらえませんでした。数は多いので乱舞してい
るところなんかも見たいと思いますが、思うようにはならないですね。
8月18日(月)
釧路エリアで初めて野生化したと思われるカブトムシを見ました。ふつうの
カブトムシの半分くらいの大きさで、別の種類みたいな感じでした。森の中
では十分な腐葉土のような地面がなくて、かろうじて成虫になれたというこ
となのだと思います。それでも数は少ないものの野生化したカブトムシが棲
んでいるのですね。これから温暖化が進むと増えていくのかもしれません。
8月19日(火)
霧が赤い光に染まり、とてもきれいな景色を演出してくれました。このとこ
ろすっきりしない天気の方が多く、今日も日中は雨が降っていたので、こん
な景色を見られると嬉しいですね。天気の変わりやすさは予想がつかない程
で、どう動くかも悩ましいなか自分の予想が当たっていい景色に出会えたと
きはなおさらです。自然と繋がることができたという感じでしょうか。
8月20日(水)
そろそろクルミの実を採りにくる頃かと見に行ってみたら、木に付いている
ものよりも地面に落ちているものを積極的に拾って食べたり運んだりしてい
ました。この個体はまわりが黒くなった実を剥いていて、後で見ると鼻のあ
たりが黒くなってちょっと変な顔になっていました(笑)。ほかにも緑の実
がたくさん落ちていたのですが、黒くなったものの方が柔らかいので剥きや
すいとか中の実が熟成されて美味しいとか、何か理由があるのでしょうか。
8月21日(木)
午前中は風も強くて思うように撮影できなかったですが、午後からは天気も
回復していろいろなシーンを見せてもらえました。何よりもゆっくりじっく
り見ることが大切だと改めて思いました。ひとつみつけると連鎖的にいろい
ろなものが見えてくるのですよね。天候も変わってきていることがあり、観
光旅行的な撮影はなかなか難しくなってきている感じです。
8月22日(金)
今シーズンのヒマワリ畑では思っている以上にいきものの姿が少なく、寂し
いところです。ソバ畑の連作をしないようにするためにヒマワリを植えてい
るので、毎年場所がかわるのですが、今年の場所は環境があまりよくないの
か、見られるいきものの種類が限られている感じです。どこにでもいるよう
なキリギリスがほとんどいないのがびっくりでした。もう花も終わってしま
ったので、また見方を変えて行ってみようと思います。
8月23日(土)
雲海といえば朝というイメージですが、今日は夕方の雲海を楽しむことがで
きました。久しぶりに滝雲なども見ることができて、なかなかいい景色との
出会いがありました。天候不順が続いていますが、ときには予想外の演出も
あるのですね。こういうタイミングを逃さないように動けるよう、自然に呼
んでもらえるよう、のんびり頑張っていきたいです。
8月24日(日)
スズメの親子に会いました。川沿いの茂みで親のあとをついていきながら元気に
囀っている子供がかわいらしかったです。イエスズメはだいぶ減ってしまってい
るという話を聞きますが、私の住んでいるあたりではけっこう見かけます。大き
な森などがなくても、公園の植え込みなどがあればそのなかに入って過ごしてい
ることが多いようです。ここではそういう環境はなかったですが、近くの茂みか
らちょっとした冒険にでてきた感じでしょうか。当たり前のように身の回りにい
るいきものたちが暮らせる環境を残していきたいですね。
8月25日(月)
釧路のあたりはけっこう気温が下がって、20℃ちょっと。けっこう冷えてい
るせいか虫の姿はほとんどなく、小鳥が動いているくらいでした。ヒマワリ
もほとんどが種をつける前に倒れてしまっていて、種を食べにくる小鳥も姿
が見えないものばかりでした。このベニマシコは目立ちたがりなのか、カメ
ラの前にやってくることが多くて助かりました。もっと近くに来てくれると
いいのですが、その前にヒマワリもなくなってしまいそうです。
8月26日(火)
今年はオンコ(イチイ)の実があまりついていなくて寂しい感じです。シマ
リスも仕方なくなのか少ない緑の実を集めていましたが、数も圧倒的に少な
いので、ちょっとかわいそうです。クルミはたくさん実っているのでそっち
を食べればいいのでしょうけど、シマリスがクルミの殻を割っているのを見
たことはないので難しいでしょうか。小さなネズミは殻を食い破っているの
で、頑張ればできるのかもしれませんが、大変そうですね。
8月27日(水)
虹が出ないかと期待して待っていましたが、離れたところで降っている雨が
赤く染まったくらいでイメージ通りにはなりませんでした。この雨の降って
いるところの近くに行ければ虹も出ていたことでしょうけど、さすがに離れ
ていたのでそれは無理でした。しかし、夕方になるとけっこう寒いです。こ
ちらの夏はそろそろ終わりが見えてきた感じです。
8月28日(木)
晴れていたものの、風が強く撮影には不向きの天気になってしまいました。
風が強いと木々の葉は捲れ上がって裏側が見えるので白っぽく写ってしまい
ますし、マクロで撮影するにも花などが揺れてしまって大変なんです。そん
なときに湖畔でボーッとしていたら、キトンボがやってきて遊んでくれまし
た。青い水面をバックにホバリングすることもあって、イメージ通りに撮ら
せてもらえました。この風の中でホバリングできるなんて、器用に飛ぶこと
ができるんですね。
8月29日(金)
風はないものの曇天でどんより薄暗い天気となりました。森の中でリスの姿
を見たときは、かなり感度を上げないと撮影できないくらいだったので、開
けた場所でちいさな自然を探してまわりました。近所の河川敷ではアカツメ
クサが群生となっていて、よくみるとナナホシテントウやモンキチョウがた
くさんいました。カンタンの鳴き声が聞こえたので探してみたものの、これ
は見つからなかったです。すぐ近くで鳴いているのですが、巧妙に隠れてい
ますね。