2019年3月分
3月1日(金)
CP+の会場へ向かう前に横浜球場前の公園でちょっと撮影をしていました。 紅梅はピークを過ぎたばかりの感じで、雨に濡れて花びらが池に散ってい ました。北海道ではウメが咲くのはまだまだ先ですから、季節のギャップ を感じましたね。会場のほうではたくさんの人が見に来てくれ、ありがと うございました。明日もセミナーがありますので、見に来てくださいね。
3月2日(土)
今日も会場入り前に撮影です。このところ毎年CP+のときに見に行っていた タイワンリスを見に行く時間は作れそうにないのが残念。ただ、常緑樹の 葉が落葉して紅葉のような色合いを見せていたのが面白かったです。セミ ナーのほうは2つとも満員でたくさん方に見に来ていただいて感謝してい ます。最後は時間オーバーしてもすべて見せ切れなかったのがちょっと心 残りかな・・・(笑)
3月3日(日)
あいにくの雨でしたが、勉強会を開催しました。ウメやサンシュユなどの 花が咲いていて雨に濡れしっとりした感じがよかったです。風もあまりな く水滴の撮影には最適の条件でした。普段は雨の日は撮影しないという人 も多いので、いい経験をしてもらえたと思います。ただ、ちょっと気温が 低くて寒かったですね。
3月4日(月)
今日も東京は雨でした。たまった事務仕事を片付けるにはちょうどいい天候 でしたし、都内は移動するだけで疲れる感じがするので、体を休めるのにも いい一日でした。午後になってちょっと空が明るくなってきたときに近所を 歩いてみると、大きなケヤキの幹を雨水が伝って流れていて、幹についたコ ケから滴る雨水が印象に残りました。陽射しがないと肌寒い感じですね。
3月5日(火)
関東のこの時期は、基本的に見ごろなのはウメだけになってしまうので しょうか。ずいぶん久しぶりに歩いた感じがしますが、なんか気分的に 盛り上らず。楽しみにしていた蕎麦屋さんが休みだったというのも大い に影響していますが(笑)。それに、まだ虫たちも活動が鈍いようでほ とんど姿が見られませんでした。サクラが終わらないと春本番とはいえ ないのでしょうね。
3月6日(水)
東京もまだこの時期は中途半端な感じですね。ツバキは咲いているものの 雨に当たってあまりきれいな感じがしませんし、雑草と呼ばれるような小 さな草花もあまり見かけません。やっとカラスノエンドウが葉を広げてい るような感じでした。それにしても雨が多いですね。冬の間はぜんぜん雨 が降らなかったということですが・・・
3月7日(木)
だいぶオオカンザクラも花を咲かせてきました。今日も少しは天気が安 定するかと思っていたら、また雨に降られてしまいました。傘をさすほ どではなかったので撮影できましたが、帰りにはしっかり降られてしま いました。あまり雨に当たると花の色も淡くなってしまうので、ほどほ どにしておいて欲しいです。
3月8日(金)
やっと小さな春を見つけました。オオイヌノフグリやホトケノザなどがち ょっとですが咲いていました。実家に滞在していましたが、昔はたくさん の自然があったあたりも、もう見た目に緑はあっても自然らしい気配がす っかりなくなってしまっています。高校生のころはずいぶんいろいろな被 写体があったのですが、寂しい限りです。
3月9日(土)
一ヶ月以上前に撮影したカワヅザクラが今頃満開になっていました。サク ラというとすぐに散ってしまうイメージがあるのですが、天候がおかしか ったせいなのかずいぶん開花期間が長いですね。濃いピンクや同時に芽吹 いてくる若葉の淡い緑の組み合わせがきれいです。こういうのを見てしま うといまの北海道は地味ですよねぇ・・・
3月10日(日)
今日はリコーイメージングフォトスクール初めてのネイチャースナップで 撮影実習がありました。この時期は被写体に困るかなと思っていたのです が、けっこういろいろなものがあり、皆さん面白い写真を撮影していまし た。このオオカンザクラにはメジロなどがやってきていて、なかなかにぎ やかでしたよ。
3月11日(月)
北海道に戻ってきました。もう給餌場の雪もだいぶなくなっていて、春の 雰囲気が漂っていました。タンチョウの方はまだそれなりの数が給餌場に 来ているので、周辺では食べ物が少ないということでしょうか。今夜から 春の嵐が来るということで、場所によっては40cmほどの雪が予想されてい るようです。もっともこの時期の雪はすぐ融けてしまうので心配する必要 はないと思いますが、どうなるでしょうか。湿った雪は重いので、雪かき が嫌ですね・・・(笑)
3月12日(火)
春のドカ雪が降りました。昨日はもう雪もなくなってしまいそうな雰囲気 でしたが、一気に雪景色に逆戻り。湿った重い雪で、これが東京で降った のなら、大騒ぎになっていたことでしょうね。道路わきに積み上げられた 雪の量もけっこうあり、除雪も大変だったようでちょっと雑な感じ。でも 午後には道路の雪は融けて路面は乾いていました。気温が上がればこの雪 も一気に融けて春がやってきますね。
3月13日(水)
雪が降って湿度が高くなったので、山の上のほうでは霧氷がついていま した。あいにく天気の方は曇天で青空がなかったのであまりさえない感 じになってしまいましたが、見事な付き具合でした。青空が出ていたら スノーシューは持っていなかったですが、行けるところまで行ってみた かったですね。
3月14日(木)
今日も雪。どうしてしまったのでしょうか(笑)。1月にあまり降らなかっ た反動なのかもしれませんが、珍しいくらいに雪が続きます。これで終わり ではなくこの先も雪の予報が出ていて、冷え込んでいた時期よりも見た目は 冬らしい景色になっています。今日はエゾリスを見ることができました。こ の子は耳の毛が長くて、かわいかったですね。
3月15日(金)
橋を渡ろうとしたときに、川に牡鹿の姿が見えました。以前も見たこと があったのですが、そのときは早々に逃げられてしまってまったく撮れ なかったので今回も挑戦。以前より近づくことはできたものの、私の姿 に気づいたとたん、猛ダッシュで逃げられてしました。水しぶきを上げ て走る姿はなかなか迫力がありましたよ。
3月16日(土)
今日も雪が降っていたので、伊藤サンクチュアリに。一年前はもうフク ジュソウを撮影していたことを思うと、まだまだ冬の感じが残っていま すね。このところ、雪がしっかり降っているときはタンチョウは動いて くれません。今日もきれいに写りそうなときはジッとしてて、待ちぼう けになってしまいました。今シーズンのタンチョウ撮り収めです。
3月17日(日)
北海道も南側ではすっかり雪もなくなって春のようです。海に近いところでた くさんのエゾシカに出会いました。普段は行かない場所なので、このようなシ ーンに会えてよかったです。かんたんにこのような大型の生き物に会える北海 道はやはり命にあふれた土地だと思います。人間だけでなくたくさんのいきも のたちが安心して暮らせる土地であって欲しいですね。
3月18日(月)
フェリーに乗る前に森で小鳥やエゾリスに遊んでもらいました。ここでは 夜のうちに少し雪が降ったようで、木の上から雪が落ちてきてびしょ濡れ になりました。はやくもエゾリスのお母さんは子育てを始めているようで 季節がどんどん進んでいるのを感じました。本州はサクラの便りもそろそ ろ届く頃。どんな景色に会えるか楽しみですね。
3月19日(火)
新潟に上陸後、一気に山梨へ向かって移動しています。日本海側はけっ こう雪が残っているところがあってびっくりしました。妙高のあたりは 自宅よりも雪が多かったですね。道路の方は雪もなく順調でしたが、同 じ距離でも時間は倍くらいかかり、さすがにちょっと疲れました。夕方 八ヶ岳ではきれいな夕焼けが待っていてくれました。
3月20日(水)
山梨に入りました。晴れてはいるものの、春らしい空でちょっと霞んで いて富士山もちょっと霞がかって見えていました。夕方は昨日のような 夕焼けを期待していたものの、雲が厚くなり夕日は見ることができませ んでした。そういえば満月のような月が昇ってきていましたが、そっち もすぐに雲に隠れてしまいました。
3月21日(木)
いままで知らなかったミズバショウまつりという看板を見つけたので行って みました。やはり自生しているのではなくて、湿地にミズバショウを植えた ものでした。そこでちょっとテンションが下がったのですが、しばらく見て いると小さなハチが花粉を食べにやってきていました。こういうのがあると とたんやる気になります。この近くにテントウムシもいて、ちょっと楽しま せてもらいました。
3月22日(金)
富士山はすっきりと見えず、土地勘を取り戻すために周辺をふらふらとロケ ハンし続けています。人が集まっているところは落ち着いて撮れないですか ら、人がいなくていきものの気配があるところというと難しそうですが、意 外とあるものです。このモズも公園の中でしたがいろいろな姿を見せてくれ ました。鳥達は緑が茂ると姿を探すのが難しくなりますので、楽しめるのは あと少しですね。
3月23日(土)
山梨の庭でもフキノトウが出てきました。北海道のフキノトウと比べると、 ひとまわり小さい感じがします。葉が出てきても、北海道のものほど大きく ならないですよね。足元を見ていたら、けっこうたくさんシカの糞が落ちて いました。わりと新しい感じがするので、私がいるときにも来ているのでし ょうか。夜間、カメラでも設置しておいたら見られるかな。
3月24日(日)
暖かくて風もなく、撮影日よりでした。東京のサクラもあちこちで咲き始め ているようで、満開になる前の混雑を避けて春の雰囲気を楽しむことができ ました。明日は満開になりそうなサクラもありましたね。この調子だと、山 梨の方も一気に開花が進んでいるのではないかと思います。はやく土地勘を 取り戻さなくては。
3月25日(月)
今日もいい出会いがありました。アジト近くの森でカモシカに出会えました。 いままで住んでいたときにカモシカを見た記憶はありませんから、北海道で身 につけたものが役立っているのだと思います。今まで見ていなかったところに も目を向けられるようになっているということでしょうか。サクラのほうもど んどん咲いているようで、週末にかけて自然は変わっていきますね。
3月26日(火)
朝は曇っていてすっきりしなかったので、鳥や虫でもと思って出かけてい たのですが、昼頃から晴れ間が広がってきて青空も見えるようになりまし た。コブシもピークは過ぎていたものの離れればギリギリ撮れるという感 じだったのでまだ少し雪が残る山を背景に狙ってみました。この先もあま り天気は良くないようなので、貴重な晴れ間となりそうですね。
3月27日(水)
今日も山梨県内をフラフラとしています。暖かい平野部ではもう満開のサ クラもけっこうありますね。身延山も満開になったようですが、気がつい たのが昼頃だったので渋滞していて諦めました。でも、そのおかげでこの 無名のサクラに会えたのだから結果的には良かったといえるでしょうか。 明日からは曇天続きのようなので、狙い方を変えなくては。
3月28日(木)
思っていたよりも天気がよく、目に付いた場所によりながらいろいろ撮影 してきました。サクラもどんどん咲いていますが、野の花や鳥なども活発 に活動を始めています。やはり北海道でいきものを見てきた成果はあって 小鳥などをかなり見られるようになっています。山梨にいたときはほとん ど撮影していませんでしたが、楽しみが増えましたね。
3月29日(金)
天気はそれほど良くないというので油断していたら、午後から少しずつ光 が入るようになり、けっきょくそのまま外に出ていることになりました。 サクラも先日まだ咲きはじめだったところも満開になっていて、油断でき ない感じです。有名どころは開花情報などもありますが、そうでない場所 は自分の目で見に行くしかないですからね。いいなぁと思っても車を止め られない場所も多く、なかなか苦戦しています。
3月30日(土)
天気がすっきりとせず、河口湖に鳥を見に行ってきました。まだ緑には 程遠い感じですが、よく見ているとけっこういろいろな鳥が見られます ね。以前、山梨に住んでいたときはこんなにいろいろな鳥がいるとは知 らなかったです。撮影するのは難しいですが、鳥の行動を見ているのも なかなか楽しいですね。
3月31日(日)
ヒメオドリコソウの群生もなかなか見られなくなりました。空き地といわ れるような土地がほとんどなくなって、どこもきれいに手入れされている せいか、雑草と呼ばれていた花も特定のところでしか見られなくなってい ますね。今朝撮影できたのも、公園の中で意図的に植物が残されているわ ずかなエリアでした。もっと身近に自然があっていいと思うのですが、ダ メなのでしょうか・・・