2014年3月分


3月1日(土)

気がつけば3月。春らしさも一段と進んで、鳥たちの
鳴き声も変わってきました。今朝はちょっとゆっくり
出かけたので思ったほど種類は見られませんでしたが
鳥たちの声を聞いているだけで楽しかったです。明日
もまた鳥探しに出かけてみたいと思います。    


3月2日(日)

やっとベニヒワに会えました。いるのは分かっていても
なかなか撮ろうと思わずにそのままになっていた小鳥で
す。けっこうシャイですぐ下を向いてしまったり後ろを
向いたり、なかなかいい顔を見せてもらえません。今シ
ーズン中にいい表情を見せてもらいたいですね。   


3月3日(月)

毎日少しずつ違う鳥に会いたいと思って探してみると
それなりにいろいろな鳥が見られることに気がつきま
す。もしかすると、冬の間もけっこういろいろな小鳥
がいたのを見逃していたのかな・・・。6日あたりに
また嵐が来るようなのですが、小鳥たちがどこかに行
ってしまわないことを願っています。       


3月4日(火)

なかなか小鳥は難しいですね。姿が見られても思うよ
うに撮らせてもらえることは稀。鳥専門でやっている
友人はすごいなぁとあらためてその実力を実感してい
ます。葉が茂るとなかなか姿を見にくくなってしまう
ので、頑張ってみたいと思います。        


3月5日(水)

久しぶりにミンクの姿を見ました。足跡はあったので元気
にしているのだとは思っていましたが、日中に会えるとは
思っていませんでした。害獣扱いされていますが、もとは
といえば人間の都合。彼らは何も悪くありません。また元
気な姿を見られるのを楽しみにしています。      


3月6日(木)

家のあたりは風が強くて吹雪になったりしていたの
ですが、鶴居村は風が強いだけで撮影日和になって
いましたね。タンチョウが続々と夕陽のなかを舞っ
てくれて、なかなかよかったですよ。伊藤サンクチ
ュアリもそろそろ地面が見えてきてシーズンオフが
近いようです。                


3月7日(金)

札幌の温室で撮影しました。夏よりも花の種類が多いように
感じたのが意外でした。気温が低いので温室は維持するのが
大変なため種類も少ないものと思っていましたが、けっこう
あるものですね。こういった温室が道東エリアにもあるとう
れしいのですが・・・。                


3月8日(土)

写真教室で、札幌の温室で撮影実習。昨日下見に来ていた
ので、参加した皆さんにも楽しんでもらえたと思います。
なにしろあっという間に時間が過ぎていたのが、その証拠
ですよね。個人的にはサボテンの花が面白かったですね。
今度、プライベートでゆっくり見てみたいと思います。 


3月9日(日)

今日も札幌。意外とこの時期は撮影できる場所が少ない
ように思います。いつもいろいろ撮影できる旧道庁前広
場も雪で埋もれてしまってどうにもなりません。しばら
く眺めていたら、スズメが元気にさえずっていました。
大きな木が残されているので、無事に暮らしていけるよ
うですね。                    


3月10日(月)

仙台で購入した車を受け取りにきました。朝の飛行機がちょ
っと遅れたおかげで車を受け取ってすぐにフェリー乗り場に
向かう感じで、あわただしかったです。奇しくも明日は東日
本大震災から3年。海岸の景色は、ちょっときれいに片付い
ていましたが、復興したというには程遠い感じでした。  


3月11日(火)

苫小牧から家に向かっている途中、ラッキーなことに森で
フクロウに会うことができました。今シーズンは釧路でも
あまり姿を見ることがなかったので、うれしかったです。
一気に400km走るとさすがに疲れますね。以前はそんなこ
ともよくしていたのですが、つらい歳になりました!? 


3月12日(水)

朝は川湯でマイナス20℃とこの時期にしてはかなり冷えて
いましたね。屈斜路湖のあたりではフロストフラワーも見
ることができました。春らしい景色になっていても、まだ
こんな楽しみがありますね。明日はまた雪が降るようなの
で、違う楽しみを探してみたいと思います。      


3月13日(木)

雪降りの一日。湿原の南斜面を探してみたら、フクジュソウの
つぼみがふくらんでいました。まだ他にもあったのかもしれま
せんが、雪がうっすら積もっていたので見つけることはできま
せんでした。でも、春の気配を感じられたのはうれしいです。
今シーズンの冬は地味に寒いという状態が続いているので、花
の開花も遅れ気味なのかも。サクラはいつ開花になるでしょう
か・・・?                       


3月14日(金)

湿原のなかでエゾシカの姿を多く見かけるようになってきま
した。といっても昨年と比べるとかなり少ない感じです。躍
起になって駆除しているようなので、そのためでしょうか。
人を見ると逃げて行ってしまうのも、怖い思いをしているか
らなのかと思うと寂しいですね。            


3月15日(土)

気温が上がってきたせいかちょっとだけ屈斜路湖の氷も少な
くなってきた感じです。でも、昨日までの春の嵐で雪はかな
り増えています。湿った雪なので、これが今までの雪をとか
してしまう可能性もありますけどね・・・。緑が出てくるま
ではのんびり行きましょう。              


3月16日(日)

暖かくなってきたおかげで生き物の姿もよく見られるように
なってきました。小鳥たちも春のさえずりを聞かせてくれて
いますし、エゾリスものんびりとしていました。今頃は子育
ての準備を始めるあたりでしょうか。またどこかで会えるの
を楽しみにしています。                


3月17日(月)

湖面で宇宙人の文字を見つけました!?。いったい何を表
しているんでしょうね。実はハクチョウの足跡がたくさ
ん並んでいるだけなのですが、面白いですよね。これだ
けはっきり足跡ができるのもなかなか珍しく、夢中にな
って撮影してしまいました。どんどん季節は移り変わっ
ていますが、景色のほうはじわじわですね。     


3月18日(火)

今日は湿った雪がずっと降っていました。撮影していても
びしょ濡れになってくる感じで、油断できない雪でした。
冷えていれば雪が降っていてもカメラが濡れることなど気
にしないでいいのですが、こういった雪だとちょっと危険
な感じがしますね。防塵防滴といっても、防水ではないの
で無理しないのが安全ですね。            


3月19日(水)

昨日の雪が積もって、湿原はきれいな雪景色が見られ
ました。白い雪原の中を流れていく蛇行する川筋がは
っきりと見えていいですね。だいぶ湿った雪なので、
明日はまた違う様子になっているでしょう。雪がなく
なると緑が出てくるまで地味な景色になってしまうの
で、もう少し雪が残っていて欲しいかな。     


3月20日(木)

地面から出てきたフキノトウ。まだ開いていませんでした
が、近づいてみると中には小さな花が見られました。春に
向けて爆発するのを舞っているみたいですね。でも、明日
からまた嵐になるようです。この時期ですから、かなり湿
った雪なのでしょうね。融けたらかなり増水しそうです。


3月21日(金)

春分の日というのに道東は大荒れとなっています。ち
ょっと出かけましたが、ひどくなったら大変なのです
ぐに家に戻ってしまいました。夕方にはあちこち通行
止めになっていて、せっかくの連休もなにもできない
感じですね。毎週こういう天気は困ります。    


3月22日(土)

湿原にタンチョウが戻ってきていました。まだ雪が多い
ので、抱卵にはいるのはもう少し先でしょうか。こんな
に雪が多いとは・・・とびっくりしているかもしれませ
ん。このあと雪解けで一気に水位が上がるはずなので、
タイミングを見計らって無事に雛を孵して欲しいと思い
ます。                      


3月23日(日)

嵐のあとの快晴、気持ちいい青空が広がりました。ただ、こ
の嵐で倒れてしまったハクチョウもいたようで、自然の厳し
さも感じました。あたりまえのように生きていられることの
幸せを、もっと自覚しないといけないですね。また自然に教
えられた感じがしました。               


3月24日(月)

このところあまり色味がない景色ばかりだったので、朝の
摩周湖に上がってみました。しかし・・・、昨日のように
快晴でギラギラの太陽が昇ってきたのでした。光が強すぎ
るので普通の景色は平凡。でも、足元を見たら木の影が朝
日に照らされてピンクに染まった雪面に伸びていました。
こういう景色もいいものですよね。          


3月25日(火)

これといってめぼしい被写体を見つけることができず、氷
のうえをじっと見つめていたら、犬の模様がありました。
私が勝手にそう思っているだけなのですが、いかにも犬っ
ぽく見えないでしょうか。自然が作り出す形は創造力をか
きたてられますよね。                


3月26日(水)

ちょっと珍しいイスカという鳥を見ることができました。
走り回って収穫がないかと思案していたところに現れてく
れたので、ラッキーでした。あわてて動き回っていたら、
きっと見逃していたと思います。どんな場所でも自分が行
ってみようと思ったところであれば、何かしろ縁があって
のことでしょうから、あきらめずに探してみることが大切
ですね。                      


3月27日(木)

春らしい雰囲気の景色になりました。まだ湖面には薄氷が
張っていましたが、雲海とはいえないほどの霧が流れ込ん
で春霞のような雰囲気でした。どんどん雪も融けていて、
春はすぐそこまで来ていることを感じられましたよ。  


3月28日(金)

今朝も春らしいすばらしい景色に出会うことができました。
霧氷に滝霧ということなし。タップリ堪能することができま
した。これからしばらく目を離すことができない状態だと思
うのですが、出張なんですよね・・・。しばらく季節が止ま
ってくれないかな。                  


3月29日(土)

東京はサクラの開花が進んでいますね。これから一週間の
うちにあちこちで満開となるのではと思います。こちらは
まだなんとか残っていたカワズザクラ。濃いピンクがかわ
いい花ですね。こちらにいるうちに、ソメイヨシノも見ら
れそうなので、楽しみです。でも、明日はまた荒れる? 


3月30日(日)

キヤノンフォトクラブ東京第七の撮影会で神代植物園へ
行ってきました。あいにくの天気となりましたが、撮影
には実に好都合で、しっとりしたサクラの景色を存分に
楽しむことができました。そのあとはリコーイメージン
グスクエア新宿によって、「PENTAX K-3の世界」を見て
きました。画質もすごかったけど、内容もよかったです
よ。ぜひご覧くださいね。             


3月31日(月)

東京のサクラ、満開となっているところもありました。
ただきれいなのですが、大雪の影響で枝が折れてしまっ
たダメージが目立ちますね。日本のサクラ(ソメイヨシ
ノ)の多くがそろそろ寿命を迎えるということで、この
先いつかはサクラが見られなくなってしまうタイミング
が来るのかもしれないと思いながらこの景色を見ていま
した。明日から消費税の増税・・・。新年度から気分が
重いですね。