7月1日(日)
ゆにガーデン撮影会の2日目。朝から天気に恵まれて楽しい撮影会
となりました。リナリアも見頃となっていて、今年はちょっとサイ
ズが小さいということでしたが、うつくしい花景色を見ることがで
きました。いろいろな花があって撮り方も工夫できる場所なので、
花の撮影が好きな人におすすめの場所ですね。来年もこのくらいの
時期に撮影会を開催したいと思いますので、興味のある方はぜひご
参加くださいね。
7月2日(月)
札幌近くまで出かけたので、気になる場所を見ながら帰ってきまし
た。石北峠では富良野あたりでは終わってしまっていたルピナスが
ちょうど満開となっていました。エゾスカシユリは数が少ないもの
の綺麗でしたね。今年は花の時期にタイミングを合わせるのが難し
いように思います。北海道は広いので、移動時間が恨めしく思える
こともありますね。
7月3日(火)
小清水原生花園では、エゾスカシユリやエゾキスゲなどが見頃になって
いました。幸い天気にも恵まれて、いい雰囲気を楽しむことができまし
たね。さすがに観光シーズンとなるとたくさんの人が来ています。平日
というのに、こんなに人がいるんだとびっくりしました。ただ、あちこ
ちで無理な場所の路上駐車があってとても危ないと思いました。ちょっ
と歩いても、安全なところに車を止めて欲しいと思います。事後があっ
たらつまらないですから・・・
7月4日(水)
気温が上がり、釧路湿原も夏らしい気温となりました。おかげでトン
ボやチョウも元気に活動していました。気温が低くても活動していま
すが、25℃くらいになると一段と動きが活発になってきますね。やは
りこのくらいの気温が動きやすいのでしょうね。釧路の気温に慣れた
体にとってはちょっと暑い感じでしたけど・・・。これでしばらくは
夏らしい気候となってくれるでしょうか。
7月5日(木)
あやめが見頃になってきていますね。今年は一斉に咲いていて
いい雰囲気だと思います。この週末あたりがピークになるので
はないでしょうか。海霧が入ってきて幻想的な雰囲気になるの
もよかったです。一度青空の出ている時にも見たいと思うので
すが、次に見に行けるのは週明けとなるので、その頃は終わっ
てしまっているでしょうか・・・。
7月6日(金)
釧路湿原のなかではエゾシカの姿があまり見られなくなっています。
夏の時期は子育てをしているので大きな群れは作らずに数頭が固まっ
て行動しているようです。すっかりと夏毛になって、鹿の子模様もき
れいに出ていますね。今シーズンは残念ながらバンビの姿を見ていま
せん。増えると撃たれると思って出産制限をしているのか、他の原因
があるのでしょうか・・・?
7月7日(土)
東京は暑いというよりも湿度が高いですね。このくらいの気温なら
大丈夫なのですが、湿度の方はなかなか厳しいです。梅雨時だから
当たり前なのですけど、長時間と外に出ていたくない感じです。人
間はエアコンなど使っていますが、ずっと外に出ている植物は大変
でしょうね。それともこういう気候が合っているのでしょうか。
7月8日(日)
東京は朝からちょっと雨が降っていてとても蒸し暑い感じだった
ので都内で撮影はしないで帰ろうかと思ったのですが、飛行機ま
での時間があったので、恒例の日比谷公園に行ってみました。あ
まり花は多くなくて、アガパンサスとアジサイが目立つくらいで
した。でも、ガメラから子供を守る母さんカルガモの姿を見られ
たので、よしとしましょう。カルガモの子、可愛かったです。
7月9日(月)
一日小雨の降る天気となりました。東京は蒸し暑かったのにこちら
は長袖でも肌寒いくらいの気温でした。こんなに気温が違っている
と体調もおかしくなりそうですね。しかし、夏らしい日が少ないで
す。昨年は屈斜路湖にカヌーを出したりしていたのに。ぜんぜんそ
んな気分になれません。周りの季節は移り変わっていますが、釧路
だけ取り残されてしまったのでしょうか。
7月10日(火)
今シーズンやっとバンビに出会うことができました。ちょっと
大きくなっているものの、やっぱり可愛いですね。もう少し近
くまで来てくれたらよかったのですが、これ以上は寄ってきて
くれませんでした。動物が近づいてくる写真家をめざしている
ので、まだまだ修行が足りませんね・・・
7月11日(水)
野付半島のエゾカンゾウが見ごろですね。昨年はヨシが倒れなかっ
たために花を隠してしまっているところが多かったですが、今シー
ズンはきれいに見えていました。群生している場所は限られていま
すが、なかなかすごい景色ですよ。もうしばらく見られると思うの
で近くまで行くことがあれば、是非ご覧下さい。
7月12日(木)
羅臼の鷲の宿に泊まってシマフクロウの姿を見てきました。餌付
けされているとはいえ野生のシマフクロウを見られる数少ない場
所です。昔はストロボで撮影していたのですが今は照明のみとな
っているので、だいぶフクロウに優しい環境が整ってきているよ
うです。今シーズンは1羽のヒナが孵っているということで、大
事に育てて欲しいですね。
7月13日(金)
湿原ではホザキシモツケが咲き始めました。この低木は湿原と道路
などの境を埋めるように増えています。湿原を人の手から守ろうと
しているのか、湿原の乾燥化を象徴するものなのか・・・? 本当
の見頃は8月に入ってからですが、今年は花の時期が大きくずれて
いるようなので、どうでしょうか。先月急に冷え込んで葉先が傷ん
でしまったダメージが気になります。
7月14日(土)
霧多布湿原の方はあまり見ごたえありませんでしたが、霧多布
岬ではエゾカンゾウの群生らしい雰囲気を見ることができまし
た。ちょうど海霧がうっすらとかかってくれていい雰囲気にな
りました。これがただの曇天だったらつまらない景色になって
しまったでしょう。湿原のほうはエゾシカが入らないように電
柵で囲って様子を見ていますが、本格的に回復させるには長い
時間がかかるのでしょうね・・・
7月15日(日)
夏の道東撮影ツアー、一日目。オンネトーは晴天とはならなかった
ものの、霧が入ってきていつもとは違う幻想的な景色を見せてくれ
ました。定番よりも、むしろこの方が魅力的に、感じられました。
明日からも微妙な天気なのですが、いつもと違った魅力を感じられ
る景色が広がっていることを期待したいですね。
7月16日(月)
朝からあちこちへ移動して、楽しい撮影を続けています。シマリス やウソを間近に撮影したり、サクラマスが滝登りする姿を堪能した りと、たくさんの被写体に恵まれました。景色のほうもなかなかよ かったと思います。こんなに被写体に恵まれてしまうと、次にどん な内容にしようか悩んでしまいますね。いつもはこんなにすごくは ないんですよ(笑)
7月17日(火)
撮影ツアーの最終日。晴れ間は期待できないと思って覚悟してい たのですが、見事に晴れてくれました。朝からすばらしい景色に 恵まれて、楽しんでもらえた事と思います。それにたくさん歩い たので、いい運動にも。参加者のパワーがたくさんのいいシーン を見せてくれたのだと思います。そのパワーを持って、また参加 してほしいですね。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
7月18日(水)
森の中でコオニユリが咲き始めていました。今の調子で暖かく なっていけば、順調に花も咲いてくれるでしょうか。今年は虫 の姿も少ないように思いますし、花の咲き方も変な感じです。 秋の気配となるまであと一ヶ月、どんな景色を楽しむことがで きるでしょうか。もう少し探してみたいですね。
7月19日(木)
また寒くなってしまいました。晴れ間はあったものの、4月並の 気温だそうです。晴れ間の中で撮影したかったのですが、すぐに 雲が広がってすっきりしない上に風が強くて撮影も難しい条件に なってしまいました。そろそろ帰ろうかなと思ったら、ホザキシ モツケにエゾトンボが静かにとまっていました。邪魔な枝を動か したりしてもじっとしていたので、気温が低くて動けなかったの だと思います。明日の朝まで同じ場所にいるかもしれませんね。
7月20日(金)
今日もぱっとしない天気になってしまいました。旭川のあたりは 晴れが続いているようでうらやましいです。とても半袖では外に 出られない気温で、あまり撮影できるものも見つけられず空き地 を歩いていたら、クサカゲロウの姿を見つけました。繊細な姿を しているのに肉食なんですよね。テントウムシのようにアブラム シを食べています。でも、とても好きな虫です。気がつけばあち こちでクサカゲロウの姿があって、こちらが気が付いていなかっ ただけなのでした。もっとゆっくり見ないといけないですね。
7月21日(土)
いつも出てくる餌くれキツネ。安全な場所にいるのであまり人を怖がる ことをしません。今年は子ギツネが人前に出てこないのでいいのですが 昨年は私と一緒に遊ぶくらい人になれていたので心配していました。い まのところ元気に過ごしているようなので、このまま巣立ちができるく らいに育ってもらえたらと思います。でもキタキツネを見かけたからと いって餌をあげないでくださいね。車に轢かれてしまうことのほうが多 いですから・・・
7月22日(日)
摩周湖のシマリスは人懐っこくてかわいいですね。数匹が出てくるの ですが、そのうち親なのか1匹は人の手からヒマワリの種を食べてい ました。ほかのちょっと小さく見えるシマリスはそこまで近づいてこ ないので、まだ新米なのでしょうね。団体旅行だとじっくりとそこま で見られないのかもしれませんが、摩周湖を眺めたあとにシマリスの 姿を探してみるといいですよ。
7月23日(月)
富良野・美瑛へと出かけています。今年は冷え込んだ日が多かった ためか、ラベンダーもちょっと遅れているようで助かりました。い ままではこのタイミングだと花が傷んでいて撮れないことが多かっ たのです。こういう景色を撮るのは早朝に限ります。日中は観光客 も多くて部分的にしか撮れなくなりますから。
7月24日(火)
ちょうどヤナギランが見ごろの時期ですね。釧路湿原にも群生があ ったらしいですが、今では見る影もなく・・・。これも道路脇で見 つけたちいさな群生です。意外と岩の上とかにも咲いている姿が見 られたりしてびっくりしました。好きな花なので、もっと増えてく れたらうれしいです。ルピナスなみに増えても困りますが・・・
7月25日(水)
地元を離れていたのでまた林道を回ってみました。花を見つけて撮影 していたら、助手席に乗り込んできたカミキリムシがいたので撮影し てあげました。まさに撮影されるのを待っていたようで、花の上に乗 せてもじっとしていてくれました。このカットが終わった後に飛んで いってしまったので、満足したのかな。また会えることを期待してい ます。
7月26日(木)
夕方の摩周湖、霧に包まれてとても幻想的な景色が広がっていま した。あまり霧が濃くなると撮影どころではないのですが、雲の 切れ間が重なったようで、素晴らしい景色を見せてくれました。 観光客もほとんどいなくてじっくりと楽しむことができました。 晴れているけれど、摩周湖の周辺に雲がかかっているときは素晴 らしい景色と出会えるチャンスです。ダメかなと思っても、ぜひ 訪れてみてください。
7月27日(金)
夏休みになったので、娘を連れて森の中を歩いてきました。急に 気温が上がり夏らしい暑さとなりましたね。林床ではギンリョウ ソウが出てきていました。珍しくクマゲラの鳴き声を何度も聞く ことができました。もう子供たちも巣立って賑やかに活動してい る時期なので、元気そうでよかったですね。
7月28日(土)
今日も暑くなりました。こういう夏らしい日は釧路にとってはとても 貴重ですね。でも、これだけ暑くなると動物たちも日中はまったくと いっていいくらい姿を見せてくれなくなります。普段はこんなに暑く ないのですから、とてもじゃないけどやってられないですよね。寒い のは構わないけど、暑いのは勘弁してくれといいっているのが伝わっ て来る気がします。あすも暑いのかな・・・
7月29日(日)
珍しく海側の方を回ってみました。日ごろ行かないところなので マメにロケハンを兼ねて見て回ると意外なところもあって面白い ですね。この岩も何気なく撮影したものなのですが、改めて見て みると、犬の顔が2つ並んでいるように見えませんか? 誰も気 がつかないような景色を見つけられるのは写真の楽しさですね。 でも、どこで撮ったんだっけ・・・(笑)
7月30日(月)
朝は雲海の美しい景色を見ることができました。この夏は本当に にこういった景色を見られるチャンスが少なかったように思いま す。この数日は天気予報もまったくあてにならないですから。で もそんな時に限って目が覚めてくれるので助かります。もう少し 夏らしい景色を見せて欲しいものですね。
7月31日(火)
初めて羅臼のクジラ船に乗ってきました。ぜんぜん見られないときやも のすごくたくさんのクジラやシャチの群れが見られたという話も聞いて いたので、ノベ10頭以上のクジラやイルカが見られたので好成績だっ たのではないでしょうか。この写真はマッコウクジラが潜水するために 尻尾を持ち上げているところ。一度潜ると40分くらい潜水しているそう で、生き物ってすごいなと思いました。