2005年2月分


2月1日(火)

風がとても強かったですが、きれいな夕陽を見ることができました。しかし
このあと雪が降ってきたのですよね。積もるというものではないですが、寒
気は相当なもののようです。去年の台風や気温が例年通りでないせいか、千
倉など房総の花はあまり元気がないように感じます。とくに年が明けてから
は冷え込んだ日が続いていたので、仕方ないのでしょうね。この調子だと、
明日も晴れてくれそうですが、気温はまたもや低そうです。寒いのは我慢で
きるから、風が落ち着いてくれるといいな。              


2月2日(水)

やはり寒いですね。氷が張るというほどではないでしょうが、日差しが
あっても寒く感じます。ポピー畑を見ていると、寒くて動けなくなった
アブがじっと花の中で暖かくなるのを待っていました。もっとも、この
姿を見たのが午後ですから、明日までこのままだと思います。しかし、
花畑を求めて房総に来てみましたが、思ったほど広く撮れる条件が揃わ
ないですね。この時期は伊豆という選択もありますが、ここから移動す
るとなると、距離も相当ありますしね。フェリーでも出ていれば便利だ
と思いますが、そういう需要もめったにないでしょうし。風は今日の方
が強く、海の波は高くてすごい景色でしたよ。           


2月3日(木)

すでにサクラがずいぶんと咲いているところがありました。遠目に
見ても桜色に染まっているところがあると、ハッとしますね。もっ
ともこの時期に咲いているのはカンザクラです。近づくとまばらに
見えてしまうので、離れてみるのがきれいですね。今日は風も収ま
り海もだいぶ落ち着いていました。おかげで日中はかなり暖かく、
車を運転しているときには暑くて窓を開けていました。梅の花にも
ミツバチがやってきている姿をみることができました。だいぶ春ら
しくなってきましたね。伊豆の方も、だいぶ春らしくなっているこ
とでしょうね。                       


2月4日(金)

久しぶりに小鳥などを撮影してみました。動きが速くてなかなか思い通り
のシャッターチャンスを捉えるのが難しいですね。そうとう動きを読める
ようにならないと枝から飛び立つ瞬間などは撮れそうにありません。数カ
ット続けて撮影していると、偶然写ったりすることもありますが(笑)。
今日の富士山は、笠をかぶっていてなかなかきれいなのが撮れそうな気が
したのですが、空は霞んでいて雲の形がはえてくれません。たくさんのカ
メラマンが待機していましたが、うまく撮れましたでしょうか。    


2月5日(土)

都内はちょうど花の端境期といったところでしょうか。有楽町から東銀座の教室
まで歩く間にけっこう撮影できるのですが、今日はあまり撮れなかったんです。
いつも撮っている場所も見に行ってきましたが、冬枯れになっていて、これとい
ったものは見つけられませんでした。でも、中央線で都内に向かっているときに
は車窓から満開になっているウメの姿もありましたので、場所によっては花がた
くさんというところもあるでしょうね。今朝はとても暖かかったですし、だんだ
ん春が近づいていますね。                        


2月6日(日)

今日も都内にいましたが、日比谷公園でも花は少ない時期でした。ウメが咲き始めて
いたり、ナノハナやスイセンなどもありました。中でも一番目だっていたのは、ロウ
バイでした。ピークは過ぎて痛んでいる花が目立ったものの、遠めに見ても黄色く色
づいているのがわかりました。道路沿いに咲いていたので、排気ガスの影響もあるの
かもしれませんね。でも、暖かい日差しに輝いてとてもきれいでしたよ。菜の花にも
ニホンミツバチがやってきていて、春の兆しを感じました。といっても、明日から北
海道へ行ってきます。タンチョウなど冬の風物詩を楽しんできます。       


2月7日(月)

やってきました、北海道は道東釧路。暖かいですねぇ(笑)。空港に着いてからもち
ょっと寒いとは感じるものの、上着を着替えずにそのままレンタカーを受け取るくら
いで大丈夫。雪もこの時期としてはほとんどないに等しいです。阿寒タンチョウセン
ターで撮影していましたが、去年よりも1m近く積雪量は少ないです。釧路市内に移
動すると、まったく雪のないところも多くて芦川とあまり変わらない景色。拍子抜け
です。でも、タンチョウの声を聞いていると、落ち着きますね。いるべき場所にいる
という感じです。もう帰りたくないモードに入っていますね。仕事さえなければ、も
っとゆっくりしていたいですね。時間が短いためにホテルに宿泊なので、その分物足
りない感じはしますけどね・・・。                      


2月8日(火)

阿寒タンチョウセンターに一日いました。あちこち移動しても広い北海道のこ
となので、思い通りには動けないですしね。すでに名物になっているセンター
のお昼の時間。生きた魚をタンチョウに与えているのですが、その魚を狙って
オジロワシやキツネなどいろいろな生き物がやってきます。タンチョウもだま
って大事な魚を取られてしまうわけではなく、けっこう威嚇しているのですが
ワシなども必死なのであえなく取られてしまうことがありますね。まあ、保護
という名のもと、食べ物をもらっているので仕方ないでしょうか。最近はタン
チョウよりもこのバトルを撮っているカメラマンのほうが多いですね(笑)。


2月9日(水)

屈斜路湖のハクチョウ、温かいせいかあまり動きがなくてカット数もあまり
稼げませんでした。気温が高く湖面が凍っていなかったり雪が溶けて地面が
出ているところもあって、湖全体に広がっている感じです。それに水面が多
いので、餌場の近くでも充分にいる場所があって、食事を済ませてものんび
りできるようなのです。しかし、観光客が餌をやってものんびりと集まって
くるハクチョウたちも、レストハウスの親父さんが出てきたときは、すごい
勢いで集まっていきました。よっぽどおいしいものが食べられるのか、それ
とも顔を覚えているのか、すごかったですね。観光客って、ハクチョウにも
なめられているということでしょうか(笑)。             


2月10日(木)

真っ白い景色の中でハクチョウが羽ばたいている姿はきれいで
すよね。今日は、ずいぶんと元気に動き回る姿を撮影すること
ができました。かなり数が多くてうるさいほどですが、それも
またいいです。今回は時間が短くて、まだまだ行きたいところ
もたくさんあったのですが、仕事があると仕方ないですね。来
年はまた長期で取材に出かけたいと思います。仕事ばかりでま
ともな写真が撮れないというのでは、意味がないですから。 


2月11日(金)

庭の雪もだいぶ溶けて、春らしくなってしまったなぁという感じ
です。もっとも、雪というよりは凍り付いているのでなんといっ
ていいのか分からないような状態ですけど(笑)。雪が溶けるの
は植物の回りが早いですね。何もしていなくてジッとしているよ
うに見える植物も、かすかに熱を出しているのでしょうか。それ
とも、太陽の熱を少しずつ蓄えてその熱が雪を溶かすのでしょう
か。きっとこれもうまく自然のなかでエネルギーを循環させるこ
とに役立っているのでしょうね。              


2月12日(土)

富士山の雪はだいぶ少なくなっていますね。朝は雲もなくあまり
焼けることもなく夜が空けてしまいました。絵にならないなぁと
思っていると、マガンがやってきていいところにとどまってくれ
ました。こちらの気持ちが分かるかのように、絶妙の位置に移動
してくれましたよね。精進湖ではマガンの姿を見ることは少ない
のですが、そろそろ北へ帰る時期が来ていて飛ぶ練習でも始めて
いるのでしょうか。ハクチョウだと今月末あたりから移動準備に
入るんですけどね。                    


2月13日(日)

昨夜は少しだけ雪が降りました。庭の雪が溶けたところには大きな
雪の粒が残っていて、おもしろい質感になっていました。それに、
雪の溶けた場所ではナノハナの芽が伸びてきていて、春になるのが
楽しみです。レンゲやいくつかの種をまいたので、どんな様子にな
ることでしょう。これでチョウなどがたくさん集まってきてくれた
らうれしいですね。毎年、アシナガバチが巣を作りに来ますが、刺
されたりするのだけは勘弁です。               


2月14日(月)

一気に春らしい感じになりました。日比谷公園を歩いていたのですが、マンサクは
満開に近いものがいくつかありました。ミツマタは銀色の産毛をいっぱいつけたつ
ぼみを大きく膨らませていましたし、ウメもだいぶ花が多くなっていました。気温
は低かったのでミツバチの姿は見られませんでしたが、花が咲いていると景色がと
たんに明るくなりますね。これから桜にかけて、一気に気色は変わっていきますの
で、その姿を見ているのが楽しみです。                   


2月15日(火)

だいぶ花も咲き始めていますが、場所によってはこれからというところも
あって、じっくり探さないといい被写体にめぐり合えないこともあります
ね。今日は名前が分からないですが、低木の実が落ちたあとの殻がきれい
に輝いていました。まだ赤い実が残っているものもありましたが、残念な
がら日が当たらずに輝いてはくれませんでした。風もなくとても暖かい一
日でしたから、撮影にはぴったりでしたね。電車の窓からは満開の紅梅の
姿も見られましたよ。                       


2月16日(水)

久しぶりに一日雨でしたね。きっと芦川では雪になっていたことでしょう。
今日は都内で講演があったので、地下鉄の出口からわずか数十mの範囲で10
分ほどしか撮影しませんでした。まあそれでも被写体になるものはあるもの
ですね。もっと歩き回ることができればいろいろ面白いものもあったと思う
のですが残念でした。講演の方は盛況で、フォルティアSPの良さを伝える
ことはできたと思います。フィルムのほうもまだまだ進化や面白いものが期
待できそうですから、デジタルだけでなくフィルムからも目が離せません。


2月17日(木)

石垣島にやってきました。暖かいというよりは、東京あたりの梅雨そのもの
ですね(笑)。雨は降るし、ジトッとしていて車でもエアコンをつけている
状態です。昨年の12月に来たときと比べると、花が少ないですね。大きな誤
算でした。数日前までは晴れマークもついていたのですが、滞在中はあまり
よくないようです。しかし、よく見ているといろいろきれいな虫たちがいま
す。こいつもきれいな色をしていて遠くから見るとコノハチョウのように見
えてドキッとしたのですが、日中行動するガの仲間ですね。ほかにもカラフ
ルなカメムシなどと出会うことができました。仕事もあるんですけど、天気
悪かったら仕方ないですよねぇ。島巡りでもしてこようかな(笑)。   


2月18日(金)

竹富島に渡ってきました。船で10分ほどととても手軽にいける離島です。星の
砂があるカイジ浜ではたくさんの観光客が一生懸命になって星の砂を探してい
ましたが、そのすぐ近くではたくさんのヤドカリが見られました。貝殻のサイ
ズもまちまちなら、中に入っている本体もいろいろな色があって、見ているだ
けでも楽しかったです。落ち葉などを食べていて、森の掃除をしているという
感じでした。石垣島でも見られますが、あんなにたくさんはいなかったです。
海もきれいなんですが、青空がないので色がスカッと抜けずに残念でした。 


2月19日(土)

天気はあいかわらず雨が基調ですね。朝もゆっくりとでかけて空港近くの海岸
を歩いてきました。すばらしくきれいな海ですね。水はとても透明で澄んでい
ます。ただ、海岸にはゴミがあちこちに落ちていて、すごく気になりました。
もっとも本州の海岸と比べれば格段に少ないのですが、もともとがきれいな海
だけに気になります。島のあちこちでは開発も進んでいて相当なペースで自然
が失われています。だいぶ昔にもあこがれていた土地の現実を見てかなり落ち
込んだ時期もありましたが、今では人間社会の現実もたくさん知っていて、複
雑な感じです。観光って必要なのでしょうか・・・。           


2月20日(日)

西表島に足を伸ばしました。もっと時間があれば見てきたい場所はたくさんあった
のですが、由布島に渡ってきただけでした。でも、西表島の大原港近くでは、関東
では見られないテントウムシを見つけました。米という感じのような模様をしてい
て面白かったです。由布島のほうはというと、小さな島全体が観光植物園になって
いて期待はずれとなりました。天気がよければチョウや干潟の生き物などが歓迎し
てくれたのでしょうけど。しかし、牛車の牛君たちはえらいですね。用を足すとき
はかならず水の上だそうです。まさに水洗便所です。自分たちの臭いを陸に残さな
いための工夫なのかもしれませんが、感心しました。             


2月21日(月)

5日間、八重山諸島にいましたが、すっきりと晴れてくれる
ことはなかったですね。1日くらいは晴れる日があるんじゃ
ないかと期待していたのですが、ダメでした。これから先の
天気予報を見ていても、晴れることはないようなのでこの時
期はこういうものなのでしょう。晴れていたら最高なのに、
という景色はたくさん撮影できました(笑)。今度はほんと
うにイメージ通りの景色を撮りたいものですね。ただ、気温
はこのくらいでも大丈夫です(笑)。          


2月22日(火)

富士山にも流氷が流れてきました。だいぶ気温が高くなって凍ってい
た湖面が割れて、残った氷が湖畔にたどり着いていました。精進湖の
湖畔に着いたときには、雲もないし湖面は揺れていて逆さ富士も期待
できないので、どうしようかと思いましたが、フラフラと湖畔を歩い
てみた甲斐がありました。まだ知床の流氷をみれていないのですが、
なんとなく本当に流氷をみてきた気分になれました。      


2月23日(水)

気が付けばずいぶん日の出も早くなってきていますね。今朝は
新幹線に乗る前に撮影と思い、静岡は富士市の海岸で朝日を撮
りました。静岡側からの富士山をと思っていたのですが、雲に
隠れて姿は見えなかったのです。ちょうど伊豆半島の向こうか
ら登ってくる朝日は見えましたが、すぐにその上にかかる雲に
遮られてしまいました。まあ、いつもとは違った場所で撮影し
てみるというのも新鮮でいいですね。大阪の日帰りはちょっと
疲れましたけど・・・。                 


2月24日(木)

庭のウメもポツポツと咲くようになってきました。じっくり見て
いたら、フキノトウも頭を出していましたね。そろそろテンプラ
の季節かな(笑)。でも今晩あたりからまた雪が降るという予報
が出ていましたから、また花は雪にやられてしまうかもしれませ
んね。出かけるごとに季節の違う場所ばかりだと、感覚もおかし
くなってきます。気が付けば2月も後半で、ウメの花などをぜん
ぜん撮りに行っていないのですよねぇ。近場でも咲いているはず
なので、探してみようかな。                


2月25日(金)

またもや雪が降りましたね。朝はすっかりと雪景色。しかし、午後に
はほとんど溶けてしまって、地面が見えていました。木の枝についた
雪が溶けてさらにまた凍って、きれいな飾りになっていました。富士
山も見に行きましたが、あまり雪が増えたという印象はなかったです
ね。気温が上がるようになると前線の暖かい湿った空気と冷たい空気
がぶつかって、雪になりやすいそうです。今年も、もう1度くらいは
雪の降ることがありそうですね。                


2月26日(土)

雪の溶けただした地面から、フキノトウが頭を出し始めました。
去年は気がついたらかなりでかくなっていて、とても食べられた
ものではありませんでしたが、今年はさっそく初天ぷらにさせて
いただきました。ほろ苦い春の味が何ともいえないですね。野生
の動物も、この苦い春の芽を食べることで冬眠していたり活性を
鈍らせて冬を越す体質としていたものを、春向けの活動的な体質
に切り替えるということです。これで私もさらに元気になれると
いいな。                         


2月27日(日)

また冬に逆戻りといった寒さでしたね。流しのところではスポンジがしっかり
凍っていましたから(笑)。まあ、これでまた春に一歩近づいたということで
しょうか。今月はあちこちに出かけてばかりだったので、さすがに疲れていま
すね。ちょっと風邪気味でのどが痛いです。3月はセミナー続きなので、それ
までに治ってくれないとまずいですね。しゃべることを考えると、もっと喉が
痛くなりそうですが・・・。夕方は、山の辺りで焚き火でもしているような雰
囲気の夕焼けでした。これもまたおもしろい表情ですね。         


2月28日(月)

都内で取材を受けたあと、仙台へとやってきました。明日は教室があって
朝からなので前泊です。しっかりとおいしいものを食べてきました。都内
では、意外と花が少なかった感じがします。このところ冷え込みが戻って
きていて、開花も遅れているのでしょうか。この前、日比谷公園に来たと
きとくらべても、梅などはあまり花の数が増えていないようでしたし、ナ
ノハナも成長していませんでした。同じだなぁとおもって歩いていたら、
アネモネが植えられていました。寒さでちょっと元気なさそうでしたが、
日陰の中で美しい青を見せてくれました。仙台はチラチラと雪が舞ってい
ます。明日も寒そうですね。